25話 ページ26
期末テストも終わり、12月になって数日たったある日の朝
体育館で朝練をしていた
兎「そーいえば今日あかーし誕生日だよな!」
赤「あ、そうですね」
兎「おめでとーー‼︎」
赤「ありがとうございます」
兎「あかーしもっと喜べよー!」
体育館からおこんな兄ちゃんと赤葦さんの会話が聞こえてきた
赤葦さんの誕生日知らなかったな…
時は流れ昼休み。いつものように屋上でバレー部の人たちとお昼ご飯を食べて、そろそろ戻る事になった
『あの、赤葦さん』
赤「ん?どうしたの?」
『えっと、お誕生日おめでとうございます‼︎』
赤「あ、ありがとう。俺の誕生日知ってたの?」
『朝お兄ちゃんが言ってるの聞こえたんです。』
赤「あの時か。木兎さん声大きいから」
『朝知ったので何もないんです。だから赤葦さんの欲しい
ものあげたいので教えてください!何でもいいですよ』
赤「本当に何でもいいの?」
『はい!あ…私のあげられらものでですけど…』
赤「ふーん分かった。じゃあ今日の帰り部活終わり校門で
待ってて。一緒に帰ろ」
『分かりました‼︎』
今日赤葦さんと一緒に帰れる〜
私はそんな事ばかり考えながら午後の授業を過ごした。
92人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪千夜 | 作成日時:2022年2月26日 13時