誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ48)

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あなたside

服を着替えていつものスーツに戻った

やっぱりこの服が1番しっくりくる

みんなの撮影が終わろうとしてた

平『一条さん！写真入りません？みんなで記念撮影！』

一条『いやいや』

海『いいからっ！^ ^』

高橋さんに腕を掴まれて連れていかれた

私を真ん中にしてみんなが周りを囲んだ

岸廉神私平玄海

肩を組んでくるからすごい近いんだけど

神『一条さん。おかえりなさい』

一条『一日だけですけどね笑』

平『1日でもダメですよ！もう』

はいいきまーす！！！

ハイチーズ！！！

『『『『『『おかえりなさい！！！』』』』』』

えっ…

海『あー！びっくりしてるー笑。海が考えたんだよ？！どう？』

玄『成功でいいんじゃない？』

一条『ただいまです…ありがとうございます』

そのあと記念だからってツーショットもみんなと撮った

京都の撮影嫌なことばっかりじゃなかったな…

まぁ家族と縁は切ってしまったけど

勝手に切ったに等しいけど

トントン

肩を誰かに叩かれた

一条『永瀬さん、平野さんどうしました？』

廉『条さん！俺ら公表しますわ、今から』

一条『えっ？』

平『一条さんに見届けてもらいたくて待ってたんですからね！』

一条『主任からOKもらったんですか？』

廉『もらってないっすよ。何ゆーても聞いてくれへんしもう勝手にしよって思って。でも覚悟ないとかちゃいますから。ちゃんと考えた上での今の俺らの判断です』

私の目を真剣な眼差しで見つめる2人を私は否定するわけがなかった

彼らが言うんだからうまいこといくと思う

一条『どんなに騒がれてもちゃんと私が責任持ちますから安心してください。』

廉『ありがとうございます。』

2人はケータイを取り出して、ブログを書き出した

それと私には記者に送るようの手紙をもらった

そこにはちゃんとした文章が書かれていた

それも手書きで

廉『じゃ、いきますね。』

投稿ボタンを押した

平『あー、公表しちゃったー。でもなんかスッキリ』

廉『主任に見つかる前に帰ろ笑。てかAに電話しよ』

平『一条さん！ありがとうございます！』

2人の笑った顔は今までで1番かっこよかった