誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ41)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:69,751 hit

→41 ページ41

あなたside

昨晩は用意された部屋で寝た

まぁほとんど寝てないな等しいんだけど

朝から主任からの電話がずっと鳴ってた

連絡あれから何にもしてないもんなぁ
今日だって撮影大変だし

メンバーのスケジュール管理も全部私だったから

すみません…本当に…

メンバーみんなからも電話がきていた
誰にもかけ直してないけど

違う部屋に呼ばれてお見合い用の服とヘアメイクをされた

綺麗なドレスだったけど、心が暗すぎてなにもキラキラしていなかった

瞳『もうすぐあちらの方来るから出てきなさい』

もうすぐ来るその人のお嫁さんにならないといけない…

何歳かもしらない

どんな顔なのかもしらない

どんな人なのかもなにもしらない…

用意されている部屋はすごく広くてその真ん中に机があった

瞳『あんたさ、もうすこし明るい顔出来ないわけ？もう仕事も関係ないんだし諦めて開き直りなさいよ』

父『瞳の言う通りだ。もう少ししっかりしなさい』

私のお母さんよりこの義理のお母さんの方が大好きなお父さんが世界で1番許せなかった

一条『結婚したらもうあの人達に関わらない？なにもしない？』

瞳『興味もないもの。なにもしないわ？ねぇ？』

父『なにもしない』

相手の方がついたそうで、私たちは席に着いた

お父さんが玄関まで迎えに行った

その時にはもう11時だった。
キンプリのみんな撮影ちゃんと出来ているんだろうか…

撮影9時からだったからなぁ…

『失礼します。はじめまして。赤羽謙吾と申します。』

瞳『よくいらっしゃいました^ ^。どうぞおかけになって』

赤羽と呼ばれたその男は30歳くらいだろうか。私と同じくらいな男の人だった

A『はじめまして。一条Aです』

食事会はどんどん進んでいった
周りで話は盛り上がってるけど私は一切なにも話さなかった

なにも楽しくなかった

この人とこれから一生一緒に生きていくの？

瞳『そろそろ私たちは出ようかしら？ねぇ？2人にしてあげましょ？』

父『そうだな。ここ一日2人のために貸し切りにしたから、泊まっていくといい。何かあればここの人に頼んでくれ。じゃ、謙吾くん頼んだよ』

謙吾『はい。』

え。。。

2人きりなの？

嘘でしょ？