誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ39)

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あなたside

最後ぐらいかっこよく居させてくださいね。。。

神宮寺さん…あなたの気持ちはまっすぐ過ぎてわたしには勿体ない…

平野さん。永瀬さん。

大事にしてあげてください…

女についていくとそこは一条病院だった

帰ってきたくなかった

入り口に立ってるのは私の義理のお母さん

瞳『はぁ～やっと帰ってきた。遅い。明日の衣装合わせするわよ』

一条『私だけでよかったでしょ…どうしてあんなこと…』

瞳『そーでもしないと来ないでしょ？いいじゃないいい機会だし。辞めれば。あんな仕事。』

何も言い返せない自分に腹が立った

明日の予定を言われたけどなにも入ってこなかった

明日キンプリのみんなはちゃんと起きれるんだろうか

ちゃんと集合間に合うんだろうか

そんなことが頭から離れなかった

それと…

神宮寺さんの『待っててくださいね…』

の一言が頭を何度もよぎった

期待をしてしまっている私はマネージャーとしてほんとにダメだ

衣装合わせが終わってケータイを見ると、AさんからLINEがきていた

そこには今日撮った写真が送られていた

涙がこぼれた

ちゃんとしてればこんなことにもならなかった

プルルループルルルー

え？

【主任】

え？

一条『はい。』

主任『どーなってんだ。永瀬と平野』

一条『はい？』

主任『彼女いるのか？それも公表しますって連絡きたぞ』

一条『えっ？』

主任『お前なにやってんだ』

一条『すみません』

主任『今から来い！○ホテルだ。永瀬と平野も連れてこい。』

一条『すみません。はい。』

公表するって…

とりあえず電話をかけよ

一条『もしもし』

廉『あ、条さんどこいるんすか！』

一条『そんなことより公表するって…。主任が来いって。』

廉『いかないっすよ。行ったところでダメだって止められるだけだし。条さん行かなくていいっすよ。俺ら2人がなんとかしますから。

条さん…このままお別れとかないっすよね？』

一条『すみません…。』

廉『明日、待ってますよ。じゃ』

プープープー

なんか気が抜けた

私このままお別れか…

主任のところに行かなくて明日も行かなかったらどーせ怒られてクビって言われるんだけど

何時間経ったとかわからない…

でも電話が鳴り続けてた

きっと主任