誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ30)

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あなたside

それからの25日までの日なんてすぐに過ぎた

そして24日になった
その日は特に仕事もなく、京都に行ってホテルにチェックインするだけだった

新幹線はメンバーより一個下のランクのに乗ってる

新幹線に乗る前に誰かに呼ばれた

『一条さん…？ですか？』

振り返るとそこにいたのは

一条『Aさん。どうしてここに？』

永瀬さんの彼女さんです

隣には美桜さんもいた

A『廉が美桜ちゃんとおいでって。ホテルもとってくれて、今日実質オフやから久しぶりにデートしよって。』

一条『そうだったんですね。困ったことあったら連絡してくださいね^ ^』

A『ありがとうございます^ ^』

みんなこの子が大好きな理由が分かる

裏表ないこの笑顔見たいんだね

心が浄化される気がした

A『私達席ここなんですけど、一条さんどこなんですか？』

新幹線のチケット見せてきた
なんと隣同士だったけどね

一条『隣ですね笑』

美『ほんとだ笑』

A『疲れてますか？一条さん』

美『クマすごいですよ…大丈夫ですか？これいります？』

一条『大丈夫ですよ^ ^。ありがとうございます』

新幹線が来たので乗った

隣に座ってるAさんは永瀬さんと連絡を取ってるみたいだった

写真を撮ってた

すると

美『あ、一条さん入ってください！はい。ほら！』

一条『えっ…』

腕を引っ張られて3人で写真を撮ることになった

いや…三十路のおばさん入ったら画力さがるって

A『廉に送りますね^ ^。一条さん一緒だよ～って笑』

まぁいいか…

ピコン！

私のケータイが鳴った

神【一緒だったんですね笑。Aちゃんに相談してみてもいいと思いますよ。いい子なんで。】

この子に相談するの？

いや…重たいよねこの話は

この子達たのしみに来てるんだからこの話はしない方がいいと思うんだけどな…

A『一条さん…？どうかしました？』

一条『いやなんでもないです』

A『一条さんって…神くん好きなんですか…？』

一条『。。。えっ？！！』

美『図星だ笑』

A『廉から話色々聞いてるんです実は…ごめんなさい笑』

なぜかズバリ言い当てられた気がした