誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ29)

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あなたside

家に帰ってもう出ないんじゃないかってぐらい泣いた

最近泣くこと多いなぁ

いつからこんなに弱くなったんだろ…

仕事も中途半端に置いてきちゃったし…

明日までにしなければいけない仕事がまだ残ってたので事務所に戻って仕事をした

仕事をしててもなにも集中できなかった

終わりそうにないのでたぶん徹夜だなこりゃあ

明日の予定だけ確認しないといけないな…

6時半に迎えに行かないといけない

頭の中は岸さんの言葉でいっぱいだった

結婚なんかしたくない…

私の居場所やっと見つけたと思ったの

考え事をしていたらもう6時だった

はぁ…

みんなの家に向かった

ピーンポーン

ガチャ

神『おはようございます』

一条『おはようございます。皆さん起きてますか？』

神『一条さん…寝てないんですか。』

神宮寺さんにすぐにバレた

一条『仕事してました^ ^すっぴんですみませんね。また今日急ぎなんでみなさんの用意手伝いますね。入ります』

入ろうとしたら神宮寺さんに止められた

神『作り笑いしなくていいですよ。俺がみんな車に連れてくんで一条さん車で休んでて下さい』

扉を閉められた

神宮寺さんに言われた通り車でみんなを待った

みんなの用意を待ってると襲ってくる睡魔

だめだめ。今寝たら…

意志とは反対に睡魔は私を襲った

そのまま気絶するかのように眠ってしまった

次目を覚ますとそこは高速道路で私の横には神宮寺さん岸さんが座ってた

一条『えっ？』

神『起きました？まだ着かないんで寝てていいっすよ。』

神宮寺さんはそう言うと私の頭を自分の肩に寄りかからせた

運転は平野さんがしていた

助手席に永瀬さんが座ってて喋りながら運転していた

一条『すいません…』

神『ありがとうでいいです。謝らなくていいです。寝ててください^ ^』

大人しく寝ることにした

最近あんまり寝れていなかったのもあってすごく寝れた

神『一条さん…着きましたよ』

一条『…すみません。ありがとうございます。じゃ行きましょうか。』

平『なんか久しぶりにドライブした気がする～帰りも運転しましょーか？笑』

一条『帰りは私がします』

メンバーは私に笑いかけてくれた

それだけで頑張れるんだよねほんとに