誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ26)

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神宮寺side

今日はみんな仕事ないしでも天気も悪いから家でゴロゴロしてた

ご飯も食べてゆっくりしてて、ふと時計を見ると20時半だった

なんか一日無駄にした気分…

まぁでもこんな日もないとな

紫耀なんて一生寝てるし

海人はなんか絵描いてるけど

廉『神。あのさ』

ピーンポーン

誰だろ？ここ来る人って言ったら一条さんか、ほかのマネージャーさんか、主任ぐらい

ファンの人に知られないようにしてる

海『俺でてくるよ！』

海人が出て行った

ガチャ…

海『ねぇ…。知らない人来たんだけどどうしたらいい？』

え？

廉と顔を見合わせて玄関まで行った

神『何の用ですか』

『君らのマネージャーの父だ。一条っていないか？そいつに話ある。どこにいるか教えてもらえないかな？』

このまま教えるのはなんか気が引けた

廉『ほんとに一条さんの父さんなんすか？』

廉は冷めた目で見てた

神『ここなんでわかったんですか』

『簡単だったよ。で、どこにいるんだ？教えてくれないのかい？』

なんか怖いなこの人

神『とりあえずここ目立つんで入ってください。』

廉に電話をかけろってジェスチャーしてその男の人をリビングに連れて行った

知らない男が入ってきたから、そりゃあみんなビックリするわけで

寝ぼけてた紫耀も起きた

ソファーに座ってる男の人の横顔はどことなく一条さんに似てた

本当にお父さんなのかもしれないな…

数分後

ガチャ！

一条『お父さん』

一条さんがきた

『A久しぶりだな』

名前言った途端他のメンバーは一条さんの顔を見た

そりゃあびっくりするよね
俺もそうだったもん

一条さんのお父さんはここで話をすると言って聞かなかった

でも一条さんここで話聞いてくれ方が俺は安心だから

その話は残酷なものとはその時の俺は知らなかった