誰よりも優しいあなた【Yuta.J】 (ページ11)

今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:69,760 hit

→11 ページ11

神宮寺side

一条さんの部屋に一緒に入って、ビジネスホテルだからベットとかしかないわけで、仕方なくベットに腰掛けて乾杯をした

一条さんとお酒交わしたの初めてかもしれない

前その場にいた時は俺たちのデビュー会見の後の飲み会

まだ未成年だったからお酒飲めなくてただただつまんなかったな

一条『明日7時半には起きててくださいね笑。全員起こしに行くの時間かかりますから笑』

神『わかってます笑』

一条さんはビールをゴクゴクっと飲んだ

お酒強い女の人ってなんか嫌だったけど、一条さんはなぜかかっこよく見えた

よく考えるとデビュー会見の時も、まぁまぁお酒飲んでたよね？その時も酔ってなかったし

相当酒豪だなこりゃあ

一条『私の顔なんか付いてます？』

神『いや。一条さんってお酒強いですか？』

一条『そーいえば、酔ったことないかな。そんなに。でもまぁ弱くはないですかね？』

神『ふっ。また飲みましょね。俺だけでもいいんで、メンバーいたらお世話しないといけないし笑』

一条『まぁそうですね笑』

なんかすごい遠い存在だったのに少し近づいた気がした

一条『飲みました？』

神『はい。じゃあまた明日ですね。おやすみなさい^ ^』

一条さんの部屋を後にした

自分の部屋にもどった

玄『どこ行ってたの？…って、なんでそんな顔真っ赤なの？』

神『あーちょっとな。そんな赤い？』

いや俺酒一杯。それも缶ビールで顔赤くなるほど弱くないんだけど

なんで？

玄『まぁお風呂はいったら？』

神『おう』

お風呂に入って寝室に向かったけど、ねれなくて、思い浮かぶのは一条さんの顔だった