▲55▲ ページ6
Aside
あの日から田中先生とほとんど話さなくなった
どうやって話してたかも分からない
というか、私から話しかけたことなんてほとんどなかったんだ
拒んだのは私だった
ごめんなさいと言ったのも私だ
あの日から間違えるほど田中先生は誰よりも仕事熱心となった
『先生』
A『目黒くん、どうしたの？』
目黒『最近元気ないよね？』
A『元気いっぱいだよ？大丈夫。劇いい感じに進んでる？』
目黒『うん。あのさ…』
A『うん？』
目黒『俺…やっぱ、先生のこと好きだわ。』
A『なに言ってるの。からかうのもいい加減にしない？』
目黒『からかってないよ。本気で先生のこと好きなんだ…。研修の時、先生最後の日泣いてたよね？…田中先生に泣かされたの？』
A『誰かと見間違いじゃないかな？部屋で寝てたよ…。あ、そうだ、用事あったから行くね？』
去ろうとしたけど、そうはさせてくれなかった
手を掴まれていたから
目黒『田中先生と幸せになれるならひこうと思ってたの。幸せになって欲しいから…でも…先生泣かせるようなら俺は引かない。
文化祭の日…、覚悟しててね』
それだけ行ってどこかに行ってしまった目黒くん
えっ…？
あまりなんにも考えられなくてぼーっと歩いていた
ドンっ！！！
A『すみませんっ！前見てませんでした！！！』
誰かに思いっきりぶつかってしまった
慎『うわぉ！びっくりしたぁ…A先生か。いいよ〜大丈夫？めっちゃでこさすってるけど笑』
A『私は大丈夫です！』
慎『あっ！先生いいとこであったわ！ついてきて！』
A『うん？』
手を引かれて連れて行かれたのは体育館だった
これは？
慎『樹の本気バスケ見たことないでしょ？今日ね、試合形式の練習してんだって、それで人数足りなくて樹入ってんの』
『じゅったーーん！！！きゃぁーーーー』
『かっこいい〜』
A『生徒達の注目の的ですね』
慎『二階いっぱいだね笑。まぁここは生徒来ないから！ほら！』
A『どうして私を？』
慎『うぅーんそう言われると困るけど…。まぁ仕事の息抜きと思って。先生頑張りすぎちゃうでしょ？だから息抜きに見に来たってことでいいんじゃない？』
A『ふふっ。森本先生らしいですね笑』
コートの横に出してあるベンチに座ってぼーっと田中先生を見ていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
B.A.D.寄りの虹色ジャス民(プロフ) - めっちゃ面白いです！あんまり自分が先生ってゆうのを見たこと無かったので楽しく読めました！ありがとうございます！更新頑張ってください！作者さん応援しています！ (2020年4月14日 10時) (
レス) id: 544b7ce66d (このIDを非表示/違反報告)
大我くんしか勝たん - コメント失礼します。めっちゃ面白いです!更新頑張ってください!! (2020年3月24日 12時) (レス) id: 979eb0bd6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ももテッド | 作成日時：2020年2月7日 2時
