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中学3年の秋。私と轟くんは担任に呼び出しをくらっていた
「2人には雄英高校から推薦が来ててな。それもヒーロー科からだ」
資料を渡されパラパラと捲る。担任は説明を続けた
「いい機会だと思うんだ。折角だから受けてみろ」
『お断りします』
「え？」
渡された資料を担任に返す。担任も、轟くんも驚愕の表情を浮かべていた。既に卒業している軽音部の先輩方は皆、雄英高校の普通科に進学しているため私も普通科に進学するつもりだ。それに、ヒーロー科って部活出来ないし。軽音を続けたい私にとっては死活問題だ
『父にはもう言ってありますが、私はヒーローになるつもりは無いんです。だから、お断りしといてください』
失礼します。そう言って私は職員室を出た。慌てて轟くんも職員室を出て私を追いかける。轟くんに腕を掴まれ、立ち止まる
「ヒーローになるつもりは無いって…本当か？」
『うん。私、音楽の道に進みたいんだ』
6年生の時に聴いた、あの歌。きっとアレが私の原点、オリジンなのだろう。だってあの時から私は音楽の虜になっていたのだから。自分にしか出せない音がある。そう思うとなんだかとてもワクワクするのだ
「っ、そうか…」
轟くんはどこか傷付いた様な、そんな表情を浮かべた。……轟くんは私にヒーローに成って欲しかったのか。なんでだろう…？双子ヒーローに成りたかったとか？……そんなわけないよな
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まるちゃん生麺(プロフ) - とっても面白いです！無理のない程度に更新頑張ってください！ (3月28日 13時) (
レス) id: 1349e0699e (このIDを非表示/違反報告)
空浮 - 面白くて、気づいたら全部読み終わってました！続きがすごく気になって朝も起きれません...(笑)更新頑張ってください！！ (3月28日 1時) (レス) @page33 id: 29094487c6 (このIDを非表示/違反報告)
魔孤蠧マコト(プロフ) - ゑ？続きが……ある…。(இ௰இ`｡)有難う御座います！！本当に最高以外の言葉が見つからない…。あ。神だ(?) (3月26日 20時) (レス) @page33 id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
魔孤蠧マコト(プロフ) - 文字数が…。もう何時でも待ちますから！！死ぬまで待ちますからどうか続きを！！！我々に物語の続きを恵んでください！！！ (3月25日 5時) (レス) id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
魔孤蠧マコト(プロフ) - 待って最高すぎる……。そして何故気になるここで終わるんです！？クッソ！！荼毘が見たい！！！続きがあ"ぁ"ぁ"ぁ"！！！ﾅﾝﾃﾞｪｪｪｪｪｪ!!!!続きが気になりすぎて一気見しちゃってオールしちゃったじゃないですか！？早く続きを！！ (3月25日 5時) (レス) id: 96bbb29a63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンぺ | 作成日時：2022年4月16日 21時
