ARS課の事件簿

8事件の始まり 翔side ページ8

翔「おはよう…ってあれ？(苦笑)」

A「おはよう、翔くん(笑)
どうしたの？」

翔「いや…いつも俺かニノが1番だったから、Aが来ているのが珍しくて(笑)」

A「実は今日、いつもより早く目が覚めちゃったからさ？(苦笑)」

翔「なるほどね♪」

あれ…？
あと、いつもと違うところがもうひとつ。

翔「智くんは？」

そう、智くんがいないのだ。
彼はいつもだと3番目に来て、時間までぐっすり椅子に座って寝ているのに
今日は荷物だけ置いてあって、居ない。

A「さぁ…？私が来たときには居なかったからさ？」

翔「そうか…。」

あとから来た3人にも俺と同じことを訪ねてきたが、Aと同じように答えるしかなかった。

和也「…いくらなんでも、遅すぎません？」

翔「だな…。」

雅紀「トイレじゃない？」

潤「トイレだったら、もう来てもいい頃だろ？」

携帯は、あの人ここに置きっぱだから連絡も取れねーし…。
いよいよ手分けして探しますかという雰囲気になり、皆で椅子から立ち上がったら

智「皆おはよ〜(о´∀`о)遅れてごめんね〜」

彼が帰って来た。

和也「ちょっと大野さん!!どこに行ってたんですか!!」

智「いや〜ちょっと…警視総監に呼び出しくらっちゃってさ(苦笑)」

警視総監…？

潤「警視総監が…？何でだよ？」
俺が思った疑問を、先に松潤が質問してくれた。

智「んー何かこれを解決してほしいみたい。」
そう言いながら持っていた紙をテーブルに置き、俺らに見せてくれた。

智以外「櫻葉町連続失踪事件？」

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