ARS課の事件簿

18和也side ページ21

潤『相川美麗さんは、小さい頃から性格が明るくて人懐っこい子だったみたい。』

和也「そうなんですか…。」

ｶﾀｶﾀ

僕は、電話をしながらパソコンに潤くんから得た情報をメモした。

潤『あと相川さんは小さい子が大好きで、将来は保育園の先生になるんだって専門学校にバイトをしながら通ってたみたい…。』

和也「…そうなんですか…。」

潤『美麗さんの母親が言ってたんだけどさ…将来に向かって進んでいるあの子が、急にいなくなるなんてありえないってよ…。』

和也「……。」

潤『俺も同感なんだよね…。』

和也「僕もですよ。」

潤『俺この事件早く解決してぇ!!
じゃねぇと、あの母親がかわいそうだよ…っ!!』

潤くん…


和也「それは、僕らも同じですよ？」

潤『…分かってる…ﾋｸｯ…。』

和也「じゅーんくん？泣くのは解決してからにしましょ？(苦笑)



焦るのは分かりますが、まだ始まったばかりなんですから。」

潤『ん…ﾋｸｯニノ、ﾋｸｯ急にごめんな？ﾋｸｯ』

和也「平気ですよ(苦笑)僕的にはあのイケメてる潤くんが、この僕に弱さを見せてくれたことが最高の幸せですが？(笑)」

ﾌﾞﾁｯ

切られちゃいました(苦笑)

翔「で？どんな内容だった？」

和也「あぁ…やっぱり心当たりがないそうですよ？」

翔「そっか…ってニノ、さっきの内容電話やりながらうってたの!?」

和也「こんなの余裕ですよ(笑)」

翔「すげー…。」

和也「翔さん不器用ですもんね(笑)」

翔「そうそう…っておい!!」

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