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早く早く助けないと
私は大家なんだから…
私は深呼吸をして、ゆっくり彼等と彼女の間に入った
A「あの、お言葉ですが」
井上「何よ」
A「井上さん、貴方は彼等の何を知ってそう言っているんですか？」
井上「何って」
A「皆さんもです。真実かどうかも分からないデマを面白おかしく回して…
一体何が楽しいんですか？
彼等が何かをしたんですか？」
私が周りを見ると、噂を流したことがあるのか
多くの人が私から視線を逸らした
井上「貴方、さっきから何？それが年長者への立場？」
私の言葉により彼女の矛先が私に移った
A「年長者だったら、何をしてもいいんですか？」
井上「は？」
A「子ども達には、いじめはだめ
皆と仲良くしましょうと教えている大人達が
いじめをしていいのか？と聞いているんです」
井上「何が言いたいのよ」
A「私は、貴方達よりは彼等のことを知っています
どんなに仲間思いなのか
そして、どんだけ過去に傷つけられたのかを」
潤「Aねぇ…」
後ろから彼の泣きそうな声が聞こえる
早く…早く彼等を連れ出さないと
焦った私は、潤の手を引き彼等を外に連れ出そうとした
すると、彼女がわざとらしく
「じゃあ、いいのね？」
と私に聞こえるように大声で言ったため、つい足を止めてしまった
井上「そんなに私達のことが嫌いなら、今すぐに帰ってもいいのよ？
まぁ、そうなると葬儀は台無しだし、キャンセル分全部貴方が払わないといけない
あぁ、お父さんとお母さんが可哀想
娘のせいで、一度しかない葬儀を台無しにさせられるんだから」
勝ち誇ったように言う彼女の言葉に
思わず下唇を噛んだ
井上「あとは、これからの貴方の近所での立場ねまぁ、村八分になるのは避けられないんじゃない？」
あぁ、そうだった
彼女の夫はこの近所の会長さんだった
だから、彼女はいつも余裕なんだ
私を心配する視線が彼等から入ってくる
私は大丈夫と言う意味を込めて、代表して潤の手をギュっと握る
そして、私は振り返り彼女に言い返そうとした
すると、私の目の前に見覚えのある背中が…
悟「あの、先程から聞いていたんですが」
井上「何よ」
悟「それ、犯罪ですよ」
…そう言う悟兄ちゃんの姿は
とてもかっこよかった
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ココ - 楽しく読ませていただいています。これからも頑張って下さい！大好きです (2020年12月14日 18時) (
レス) id: d99ce7578f (このIDを非表示/違反報告)
うめパンダ(プロフ) - もふもふさん» ありがとうございます(*´ω｀*)これからも応援よろしくお願いします(*^ー^)ノ♪ (2020年11月28日 10時) (レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ - うめパンダさん» いつも楽しく読ませていただいてます。続きがとっても楽しみです！これからも頑張って下さい ファイト！！ (2020年11月27日 23時) (レス) id: feaa44eb2b (このIDを非表示/違反報告)
うめパンダ(プロフ) - ナナ☆さん» ありがとうございます(*´ー｀*)完結にはまだまだ時間がかかりますが、最後まで彼等の進む道を見守ってください！ (2020年11月2日 23時) (レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
うめパンダ(プロフ) - モコスケさん» 返事が遅くなってしまい申し訳ありません！面白いなんて…とても嬉しいです(///ω///)♪これからも応援よろしくお願いしますm(__)m (2020年11月2日 23時) (レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年8月19日 11時
