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時が過ぎるのは早く
あっという間に祭り当日になった
日にちは2日間だけど、月曜日に仕事があるまーちゃんのことを考えて、
土曜日だけ行くことに
一応、櫻井さんと二宮さんにも声をかけたが
二宮さんには「人混み無理、吐く」
櫻井さんには「こいつとお留守番してるよ」
という理由で断られた
ということで、私達は電車を使って祭りの場所に向かった
雅紀「うわぁ、人凄いね！」
潤「神輿でけー…あ、出店もいっぱいある！」
着いてみると既にその場所は多くの人で賑わっていた
だからか、人の熱気が凄くて…二宮さんほどじゃないと思うけど
油断したら倒れるんじゃないかというレベル
だけど、それも感じさせないくらいまーちゃんと潤がまるで子どものようにはしゃいでるから、
自然と私と大野さんのテンションもあがる
智「じゃあ、二手に別れるか」
雅紀「え？！4人一緒に歩かないの？！」
智「残念だけど、この人の多さだと逆に移動しにくいよ。
それに…自分が行きたいところに行きたいでしょ？」
彼がそう言うと、渋々2人は頷いた
智「よし、じゃあ潤一緒にまわるか」
潤「何で！そもそも俺は、今日Aねぇとまわりたかったの！」
智「何だよ〜あ、女と一緒がよかったのか？
だったら、今すぐレディースの服を買って着てくるけど？」
潤「…キモい」
そう言うと、潤はさっさと一人で進んでしまい
慌てて大野さんは彼についていった
雅紀「…俺達も行こうか？」
A「ふふ、うん」
それから、私達2人は色々な出店をまわった
かき氷の店では、私はブルーハワイ、まーちゃんはメロン味を買って
お互い舌を出して「エイリアンみたい」と笑った
行きたいと言っていた射的の店では、彼が偶然当てた1発に思わずハイタッチで喜び
景品のハムスターのぬいぐるみを渡された時は驚いたけど嬉しかった
何でも、彼は「俺は違うやつが欲しかったんだけど、当たらなかったから」
だそうで…
ここ最近、天真爛漫でかわいい彼しか見ていなかったので
こうやって不意打ちに出されるとドキドキしてしまう
…どうするの？
もし、この場に貴方の職場の人がいたら
私が彼女だって勘違いされちゃうよ？
そう口に出そうとしていたが、
彼が「Aちゃん、あの店行きたい！」と言って私の手を引いていってしまったので、
心の中に留めた
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うめパンダ(プロフ) - もちこさん» ありがとうございます！そう言っていただけるなんて嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします(*´ー｀*) (2020年6月4日 23時) (
レス) id: a1376d4518 (このIDを非表示/違反報告)
もちこ - 皆が段々と惹かれていく感じが好きです！応援してます！！ (2020年6月4日 20時) (レス) id: e755f3dd42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2020年5月20日 11時
