188 翔side ページ2
智「みんな、今日は朝早くにごめんね？」
俺がおにぎりを食べ終わる頃合いを見て、
智くんが全員に声をかけてきた
和也「本当ですよー、もう少しでボスキャラを倒せそうだったのに」
潤「ニノ」
和也「……の夢ですよ夢！」
……ニノ、動揺しすぎだって
A「大野さん、どうして私達をこんな朝早くに呼び出したの？」
智「それがさー、おいらも分からないんだよね〜」
……ん？今のは空耳か？
おいらも分からないんだよね〜
………
智以外「……はぁぁぁぁ！？」
潤「ちょっと、それどういうことだよ！」
和也「そうですよ！僕達に掛けてきた本人が分からないなんて、意味が分からないんですけど！」
智「だって本当に知らねーんだもん！おいらもけんさんに呼び出されたんだから！」
けんさんって……智くんの元上司であり、相棒であった新井刑事のことだよね……
一課の人が急にどうしたんだろう？
ｶﾞﾁｬ
新井「お、ちゃんと全員揃っているみたいだな」
智「けんさん！」
智以外「新井刑事！」
慌てて姿勢を正そうとする俺達に
新井「いいって！俺、そういう堅いやつ苦手だから」
と言い止めさせた
新井「ごめんな？急に呼び出してしまって」
和也「いえいえ、ちょうど家を出ようとしたところでしたから〜」
雅紀「あれ？さっき何分か前まd………いったっ！」
和也「ん？何ですか、相葉さん」
雅紀「い、いや何でも………」
相葉くん、ニノに足をおもいっきり踏まれて痛そう……
智「けんさん、おいら達を呼び出すなんて急にどうしたんですか？」
新井「あぁ、それなんだが………
……小島刑事が見つかった」
……え、小島刑事が！？
新井「まぁ、驚くのも無理はない……
俺も聞いたとき同じ反応をしたからな」
雅紀「新井刑事、小島刑事は一体どこにいたんですか？！」
潤「相葉さん、落ち着けって！」
相葉くんが気になるのも、無理はない
なぜなら、今の俺達の頭の中には予想外の急展開に
［冷静に］という言葉が抜けていたのだから
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作者名：うめパンダ | 作成日時：2018年5月22日 12時
