【暗殺教室】渚君は猫耳少女に恋をした。 (ページ7)

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気まずいな。
私は今、家の位置が分からず、男だと思われる人と帰っていた。

渚「えーと、笹倉さんだっけ？」

貴「そうだけど。」

無愛想に返事をする。場の空気をよくしようとしているのだろう。

渚「そっか、僕は潮田渚っていうんだ。よろしくね、笹倉さん。」

潮田渚とかいうやつは、優しい笑顔でそう言った。

あれ、この優しい笑顔、どこかで…ずっと前に見た気がする…

この人とは、どこかで会ったことがあるのか…？

すると、返事がないからか、不思議な顔で、こちらを見ていた。

貴「よろしく。潮田くん。あと、名前呼びでいいよ。」

渚「じゃあAさんで。僕も、名前呼びでいいよ」

貴「そう。」

また無愛想に返事をした。

別に、この人が嫌いなわけじゃない。

ただ、知らない人と話すとつい、無愛想になるんだ。

カエデちゃんと話してた時もきっと、そうなってた。

カエデちゃんは気にしていなかったみたいだけど。