【暗殺教室】渚君は猫耳少女に恋をした。 (ページ35)

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渚side

渚「Aさんに告白しようとしたのに…」

照れて、取り消してしまった。

ベッドに横になる。

Aさんのあんな悲しそうな顔、初めて見た。

もう絶対傷つけない。

渚「はぁ…」

いつになったら、告白できるんだろう。

貴方side

貴「うめ。ヤバイよ。」

う「何がだ？」

貴「カエデちゃん、多分、鈴村さんに狙われてるよ」

う「本当か？」

貴「うん。今日、カエデちゃんが私を庇ってくれてたとき、鈴村さん、カエデちゃんのこと、睨んでたもん。」

う「鈴村って奴…想像以上に厄介な相手だな…」

貴「やられてからじゃ、遅いよ…どうしよう？」

う「お前は茅野ちゃんからなるべく離れないようにしとけ。」

貴「どうしても、理由があって離れなきゃいけないときは？」

う「これを渡せ。」

それは、白くて小さな四角で、中心にボタンがついている。

貴「これは？」

う「それは、録音器だ。真ん中のボタンを押せば録音できる。」

貴「へぇ～」

う「鈴村がやったことをみんなに公表するための、証拠になるだろう」

貴「うめ…ありがとう」

う「何かあったら、呼べよ」

そう言って、私のベッドで丸くなった