【暗殺教室】渚君は猫耳少女に恋をした。 (ページ34)

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貴方side

貴「ただいま」

みんなからの鋭い視線で見られ、辛く、ボロボロになって帰る。

う「A…大丈夫か…？」

貴「…うん」

コンコンコンコンコンコン

貴「…何だ？」

カーテンを開けてみると、渚君がいた。

貴「…何？酷いですねって言いに来たの？もう叩かないでくれる？」

カエデちゃん以外、もう誰の顔も見たくない。

渚「Aさん！待って…！」

貴「………何？」

渚「Aさん、鈴村さんのこと、落としてないよね？」

貴「え……」

渚「僕、知ってるよ。鈴村さん、Aさんのこと恨んでる。だから、Aさんを陥れようとした。」

貴「渚君…じゃあ何であんなこと…」

渚「僕が庇ったら、またAさんが酷い目に会うと思って…だけど、逆に傷付いたよね…。ごめん！」

貴「最初から、信じてくれてたの…？」

渚「え、うん」

貴「ありがとう」

渚「……？」

貴「渚君に嫌われたのかと思った。」

渚「そんなわけないよ！僕、Aさんのこと、好きだよ！」

貴「え、…」

いきなり、そんなこと言われて、びっくりした。

渚「あっ、そういうことじゃないよ？！」

貴「……そ、そうだね」

渚君は明らかに顔が赤くなっていた。私も赤くなってたのかな…？

貴「とにかく、ありがとう。お休み」

渚「あ、うん。お休み」

う「よかったじゃねぇか！」

うめが嬉しそうに言った。

貴「うん！」

渚君…友情的じゃなくて、本当に好きになってくれたらなぁ。