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貴「うーん、何にしよ〜」
食材を見て回りながら言う。
貴「あ、オムライスにしよかな」
さっさと、オムライスの食材を買って、銀行に姉ちゃんから送られてくる金を取って帰った。
いつも通りのオムライスではなく、ちょっと凝った奴を作ってみた。
う「お、うまそうじゃないか」
貴「でしょ？私、料理だけはできるからねー」
う「運動もできるようになれよ」
貴「50m走は、12秒だったZE！」
う「………(こいつヤベェ…)」
貴「 ？ なんか言った？」
う「何も言ってない。」
コンコンコン コンコンコン
貴「来た！」
う「応援してるぞー頑張れ！A！」
貴「うん…が、頑張る…」
窓を開けると渚君がいた。
渚「こんばんは、Aさん」
貴「……こんばんは。ご飯…出来てるよ。」
渚「Aさんのご飯楽しみ〜！」
渚君が笑顔で言う。直視できなくて、少し下を見た。
貴「…部屋、散らかってるけど…どうぞ」
渚「お邪魔します♪」
渚「うわ〜！すごい美味しそう！」
貴「…ありがとう…」
渚、貴「いただきます」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
渚「美味しい！すごいね！Aさん」
貴「…ありがとう」
渚「いつも一人で食べてるの？」
貴「…姉ちゃんがいない時はね」
渚「そっかぁ。ねぇ」
貴「…？」
渚「明日も食べにきていいかな？」
貴「…え、渚君がいいならいいよ。」
明日も会えるんだ…
嬉しいなぁ…
少し笑顔になった。
渚「あ、Aさん、笑った！笑った顔、初めて見たかも」
貴「そうかな…」
渚「うん」
他愛もない会話は楽しかった。
ラッキーアイテム
思いつかないから、ノートで(笑)
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作者名：もっちゃん | 作成日時：2021年9月15日 17時
