【暗殺教室】渚君は猫耳少女に恋をした。 (ページ20)

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茅「渚？！それに、業君も？！」

業…？なんか、そんな人いたな…

渚「茅野？あっ、Aさんも！」

貴「………」

茅「二人とも、何してるのー？」

渚「一緒に勉強してた」

業「茅野ちゃん、この子、誰だっけ？」

業という人が私を見て言った。

茅「え、業君知らない？笹倉Aちゃんだよ」

茅野ちゃんがニコニコしながら、私を紹介した。

貴「笹倉Aです。よろしく。えーっと…」

業「赤羽業。まぁ好きなように呼んでくれていいよ」

貴「赤羽君。よろしく。」

業「よろしく。笹倉さん」

渚君が赤羽君の隣で優しく笑っている。
胸がキュンってする。

それで、名前呼びでいいよって、渚君に気を取られて言えない。

渚「Aさん…？どうかした？」

貴「あ、いや、何でもない。」

茅「ちょっと！3人でばっかり話さないでよ！なんか寂しいよぉっ！」

貴「カエデちゃん、ごめんね。」

茅「Aちゃんだから許す！」

貴「ありがとう」

茅「せっかくだし、皆でなんか食べよ！」

業「いいよ」

赤羽君はそう言って、カエデちゃんの隣に座った。

(え…、てことは…)

渚「Aさん、隣いいかな？」

貴「あ、ごめん。」

私はささっと横にずれた。

渚「ありがとう」

私、あの時の子が、あの優しい笑顔の子がずっと好きで、会いたいって思ってた。

君なんだね。私、君のことが好きだよ。