ごぐーる ページ6
ある日、鱗滝さんに突然手紙を渡された。
宛先しか書いておらず、誰からの物なのかは分からなかった。
鱗滝さんに聞いても読めばわかるとしか言われない。
読んでみると俺は涙が止まらなくなった。
文は医者を呼ばなくてごめんという書き出しで始まった。
俺が医者を頼んだのはAさんただ1人で、そうなるとこの手紙はAさんからしかなかった。
Aさんは鬼のことも、禰豆子が鬼になったことも分かっていたそうだ。
最後まで付き添えなくてごめんと、ずっと謝ってばかりで、むしろこちらの方が謝るべきであるのに。
「鱗滝さん!Aさんは.....、この手紙を渡した方は今どこに.....。」
鱗滝「儂はしらぬ。その手紙を渡されたのも随分前のことだ。」
「!?.....なら何故!」
鱗滝「その時は敵か味方かはっきりしていなかった。お前も知っているだろうあの匂いを.....」
「はい.....。」
鱗滝「人でも、鬼でもない。あの者が人の味方なのか、今はそうだとしても、いつ裏切るわからぬ。」
「っAさんはそんなことしません!」
鱗滝「ではそれをどう証明する?」
俺はそれ以上何も言い返せなかった。
手に力が入ってAさんから貰った手紙にシワができた。
鱗滝「それを読んだらまた修行に戻るぞ。」
「.....はい。」
それから修行を続け、俺は禰豆子を人に戻すために鬼殺隊になった。
そして同時にAさんを探すことにした。
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ゆい - 終わりですか?面白かったのに…… (2020年4月10日 21時) (レス) id: 705b8abe35 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - はい神何この最高のコンビネーションは。神としか言いようがない面白かったです!星押しました!ちゃん右ですよ (2019年12月10日 1時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
マモル(プロフ) - これはもう更新されないのですか??良作なのに、、 (2019年11月28日 8時) (レス) id: 58a48f54b9 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - おもろい!更新見たいです!!!楽しみにしています (2019年9月7日 0時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
りょうまん - 楽しんで見させてもらってます! 頑張って下さい! (2019年7月19日 5時) (レス) id: 301d98f857 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずれら | 作成日時:2019年5月11日 23時