よんぐーる ページ5
謎の男から出る怒っていますオーラに私はすぐさま羽赫を広げ空へ逃げる。
男を見下ろすと上から見える男の口が、殺す、と動いていたのを見て急いで街の外れまで飛んだ。
彼に殺されることはないだろうが、私が殺すことも出来はしない。
そんな状況で戦ってしまっては死人を出してしまうだけだ。
男の匂いは匂ったことがあった。
男は仇である炭治郎に任せるべきだと判断した。
炭治郎といえば、手紙まだ渡してなかった!
狭霧山、
霧が濃い山の中から炭治郎の気配がする。
私が向かう炭治郎がお世話になっているであろう小屋には鬼殺隊と同じ匂い、強い気配がする。
だが、これを渡すだけだ、大丈夫、大丈夫。
「.....すみません、どなたかいませんか。」
白々しくも、中の気配に向かって敵意はないことを知らせる。
中の人間が警戒し、刀を持ったことを確認してからゆっくりと扉をずらす。
「長居は致しません。私は竈門炭治郎の知り合いです。この手紙を渡していただけませんか。」
私はすぐに手紙を両手で前に差し出し、頭を下げる。
こうして敵意の無さを表現したつもりでいた。
鱗滝「お前のような匂いは初めてだ。だが、信用は出来ぬ。手紙を置いて立ち去れ。そして二度ここに来たのであれば敵とみなす。」
「ええ、もちろん承知の上ですよ。手紙は読まれて構いません。.....炭治郎をよろしくお願いします。」
私はそういうと扉を閉めすぐに踵を返した。
炭治郎の顔さえ見ることが出来ないのだ、なんだか虚しい気持ちになりながら、私は浅草に帰ることにした。
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ゆい - 終わりですか?面白かったのに…… (2020年4月10日 21時) (レス) id: 705b8abe35 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - はい神何この最高のコンビネーションは。神としか言いようがない面白かったです!星押しました!ちゃん右ですよ (2019年12月10日 1時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
マモル(プロフ) - これはもう更新されないのですか??良作なのに、、 (2019年11月28日 8時) (レス) id: 58a48f54b9 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - おもろい!更新見たいです!!!楽しみにしています (2019年9月7日 0時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
りょうまん - 楽しんで見させてもらってます! 頑張って下さい! (2019年7月19日 5時) (レス) id: 301d98f857 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずれら | 作成日時:2019年5月11日 23時