男装少女、裏切りにあう

why？ ページ5

櫻子「私、柱合会議が終わった日の後、

白神さんに呼び出されました。そこで、

『お前は弱いんだから粋がるなよ？隅で俺の

引き立て役になってろよ。』って言われて、

腹を斬り付けられました。それからも頻繁に

殴られたり蹴られたり、任務を押し付けられ

たりしました。」


何だそれ・・ 何故そんな嘘を・・？

体が燃えそうな位熱くなった。



館「で、琴弥の方はどうかな？」


『俺の方も似た様なものです。俺は同じ日に

花本に呼び出され、こう言われまして。

「あのさ、男だからって私の冨岡さんに

近づかないでくれる？ほんとうざいんだよ。

そうだ！あたしの為にさー、悪者になって？

あんた目立ちたいんでしょ？これで

目立てるよ！」って言って花本は俺の刀で

自分の腹を切りました。以上です。』


あれは、刀キャーされた時だな。


煉「櫻子少女がそんなことをするはずが

ないだろう！白神が嘘をついているな！」


『証拠もないのにそんな事言わないで

くれるか？それか何だ？物的証拠があるのか？』


伊黒「おい白神、いい加減にその屁理屈を

止めろ。それに物的証拠ならあるぞ。

花本のあの傷だ。お前が付けたんだろう？」


『いいや。俺にはそんなことする動機が

ない。それに、任務は押し付け合う

物じゃない。我々一人1人が率先してやる物だ。

鬼殺隊士として、それだけは弁えておけ、

櫻子。』


館「まあ、一旦終わりにしようか。あ、

琴弥は残ってね。」


『御意』

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