男装少女、裏切りにあう

制裁 ページ27

櫻子「相変わらず・・？っ！あんた！

白神琴歌！？どうりで・・！」


「そうだよ琴歌だよ。お前にはこのいじめの

他に、もう一つ恨みがあってね？

君なら自覚してると思うよ？」


不死川「・・恨みィ？」


「本人に聞いてみて。さあ答えなさい。」


櫻子「言うわけないでしょ！？アンタ、

頭狂ってるわよ！」



「そっ。じゃ言ってあげる。昔、こいつは

私の親友を『ムカつく』と言う理由だけで

殺した。私は復讐の為だけに柱まで登って、

遂に今日、果たせそうだ。」


しのぶ「隊内殺人！？櫻子さん、

貴女そんな事をしていたんですか！？」


煉獄「殺人は許されざる事！死刑にしては

どうだ！」


そんな事をいけしゃあしゃと言い出した。



「・・いきなり掌を返したね。ま、いいや。

お館さま、判決を。」


お館様「・・・ああ。それでは判決を下す。

糸柱・花本櫻子は・・・・・隊内殺人及び

任務の押し付けなどのいじめで

死刑に処する！」


櫻子「何で・・・・何でよぉっ！！！

何で私が死ななきゃならないの！？

あんたは死んで無いじゃないの！」


「忘れたの？お前は、悠を殺した。

死者は出てんだ。妥当だろ。」


お館様「隠達、連れて行っておくれ。」


そう言い終わると同時に、何処からともなく


5、6人の隠が出てきて花本を連れて行った。


お館様「それでは、処刑の日は

明日でいいね？」


「はい。特に用事もないので。

それじゃあ。」



出て行くと、柱達が一斉に謝ってきた。


煉獄「済まなかった！あんな奴に騙され

君の継子を傷つけてしまった！！！」



蜜璃「ずっと一緒に戦ってきた仲なのに、

信じられなくてごめんなさい！」



でも、その言葉のどれも私の心に響きは

しなかった。

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