乙女ゲームの主人公【BTS】 (ページ37)

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ジミンのわがままページ37

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ＪＭ「じゃ、行きましょうか！動物園！」

ＨＫ「なんでいんだよ！」

ＪＭ「え？ダメでした？」

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ホソク先輩と休日にどこに行くか連絡をとっているところをジミンに見られたところからすべてが始まった。

ジミンは私たちが付き合っているのかどうかひどく気にしていて、否定しても全く信じてくれなかった。

ＪＭ「じゃあ一緒に行ってもいいんだね？」

『え？』

ＪＭ「僕達もついてく！」

『僕…たち？』

ジウ「…嫌な予感がするのは私だけ？」

そんなわけで、４人でお出かけすることになった。

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しかも行先はジミンが独断で決めた動物園。ずっと行きたかった場所らしい。

『先輩すいません。どうしてもってきかなくて。』

ＨＫ「いいよいいよ！Aちゃんのせいじゃないし」

先輩は笑顔で言ってくれているが、目があんまり笑ってない気もする。

ジウ「せっかく来たし、楽しもう」

『うん、そうだね！』

動物園に来るのなんて何年ぶりだろう。小学校の遠足以来、縁のなかった場所だから私も思う存分楽しんでしまった。

ホソク先輩も、ジミンと一緒に大はしゃぎしていて、年上なのに一番年下みたい。

２人っきりの時に見せてくれる先輩もいいけど、ああやって大きく笑っている先輩も素敵だ。見ていて元気をもらえる。

ＨＫ「Aちゃん！おいで！レッサーパンダいる！」

ジウ「…あれで彼氏じゃないんだもんね。不思議。」

無邪気に手招きしながら私を呼ぶ姿に、ジウも思わず声をもらした。

『ホソク先輩はああいう人なの。』

ジウ「ふーん。」

にやにやしながらジウは私を見た。

私の気持ちなんてお見通しって感じだ。