ツマラナイ日常に刺激を【ハイキュー】

四十六葉 ページ46

マラソン大会後の月曜日、私は黒尾先輩に助けてくれたお礼としてお菓子を買ってきた

手作りが苦手な人もいるからね

スポーツをしてるって聞いたからスポドリも買った

黒尾先輩も研磨と同じバレー部に所属していて朝練があるらしい

朝練が終わったら渡そう

そう思って体育館の扉のところで待つ

携帯をいじりながらしばらく待つと沢山の足音が聞こえた

顔を上げると丁度目の前を黒尾先輩と研磨が通った

ってかいるのわかってたのにスルーするとか研磨酷くない?

貴「あの…黒尾先輩」

黒尾「ん?…って、研磨のお友達ジャン

研磨なら隣にいるよ?」

ホラといいながら隣を指差す黒尾先輩

貴「いや研磨じゃなくて先輩に用があるんです

この前のマラソン大会の日、助けてくれてありがとうございました

お礼としてはしょぼいんですけどお菓子買ってきたので良かったら食べてください」

そう言って綺麗にラッピングされたお菓子を差し出す。スポドリも忘れずにね

黒尾「え、わざわざこんな事しなくていいのに…

ありがとう…」

ほんの少しだけ頬を染めながらお礼を言う先輩

喜んでくれて良かった

孤爪「…早く行かないとＨＲ遅刻するんだけど」

…急いでスマホを確認する

ＨＲが始まるのは40分

今は…39分

黒尾「急げ!ダッシュだ‼」

そう言って私と研磨の手を引いて走る先輩




ちょっとだけドキドキしたのはここだけの話




てか、私足怪我してるのによく走れたね←

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