三十葉 ページ30
夢を見た
.
“あの頃”の夢を
.
楽しかった
嬉しかった
幸せだった
.
白い、思い出という名のキャンパスに赤や青、ピンクや緑が色鮮やかに描かれているのがわかる
楽しくて嬉しくて幸せで、笑顔が溢れていた
.
…でも、その幸せは続かない
次の瞬間にはシーンが反転し、色鮮やかなキャンパスがいきなり真っ黒に染まる___
.
貴「痛い‼やめてよ!」
「あんたがいけないんでしょ?___の気持ちを知りながら___先輩と付き合うから」
貴「___の気持ちなんて知らなかったんだって!」
「何で…?そんな事言うの…ッ?私の恋に協力してくれる、って言ってたのに…酷い(泣)」
「ほら!___ちゃんだってそう言ってるじゃない‼」
貴「知らない知らない知らない!私はそんな事言った覚えなんてない‼
そんな嘘つかないでよ‼」
「嘘つきはあんたでしょ!?」
「そうよそうよ」
「嘘つきはあんただ‼」
違う…私は嘘なんてついてない
「あんたのせいで___は傷ついた」
「お前のせいで___は心を閉ざした!」
違うよ、それはその子の演技だよ…皆気付いてよ
___「…もう、お前の事
信じれねぇ…」
___「俺と…別れてくれ」
.
「嘘つきには制裁を‼」
「嘘つきには罰を」
どうして…皆私の事を
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シ ン ジ テ ク レ ナ イ ノ ?
.
「裏切り者には__________________し刑を」
.
.
.
.
貴「______ッ!ハッ__クッ…ッ____＿ッッ‼」
うまく息が吸えない
頭痛と耳鳴りと吐き気がする
冷汗が背中を伝う
日陰だった場所は太陽の移動により日向に変わっていた
太陽の光が眩しく感じ、腕を目の上に置いて光を遮断する
視界を暗くしたおかげで呼吸も頭痛も治まってきた
腕を目の上からそっと外す
空を見上げるとそこにあるのは太陽だけ
私の心の中など知らないようにキラキラと光り輝く
雲一つない青空が今は憎く感じた
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らぃち(プロフ) - 名無しさん» 返信が遅れてしまって申し訳ございません。ヒロインの名前の変更機能の方なんですが、変更できるように設定し直しますね。直すのに少し時間がかかりますのでご了承ください。これからもこの小説をよろしくお願いします(^_^) (2018年1月25日 10時) (
レス) id: cb03efac38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - らぃちさん» すみません。私事なのですが、ヒロインちゃんと名前が被っていて読みづらいので、変更 または 変更機能を付けて頂けると嬉しいです。ご検討お願いします (2017年6月4日 9時) (レス) id: 62453a899d (このIDを非表示/違反報告)
らぃち(プロフ) - きっか@みにゃさん» ホントですか!初めて消滅都市仲間に出会いました(笑)私はランク160くらいの軽いガチ勢です(笑)更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2017年2月7日 23時) (レス) id: e521cdbe10 (このIDを非表示/違反報告)
きっか@みにゃ(プロフ) - 私も消滅都市やってますｗrankは40越えですｗちょう微妙ですがポチポチしてますｗ面白いです！消滅都市もこの作品も←更新頑張ってください！ (2016年12月31日 0時) (レス) id: 9c14c30c14 (このIDを非表示/違反報告)
隼(プロフ) - 魄」さん» コメントありがとうございます。ついに主人公の元カレが登場しました！意外でしたか？(*‘ω‘ *) これからも更新できるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございます。 (2016年9月23日 0時) (レス) id: e521cdbe10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぃち | 作成日時：2015年3月7日 0時
