ツマラナイ日常に刺激を【ハイキュー】

二十八葉 ページ28

男1「Aちゃん久しぶり！今日は差し入れも持ってきてくれたんだ！」

貴「はい。レモンの蜂蜜漬けです。多めに作ったので皆さん食べれると思いますよ」

男2「あー、やっぱスポーツしてると欲しいくなるのは可愛い女の子からの差し入れだね」

男3「わかる。なんか俺の為に頑張って作ってくれた感がグッとくる」

男4「いや、お前の為じゃないだろ(笑)」

男3「ですよねー(笑)」

貴「あ、けーん!これリクエストのやつ‼」

京谷「おう。サンキュ」
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ー京谷サイドー

Aと喋っていると先輩達の話し声が微かに聞こえてきた

男2「あー…青春だなー…



………………俺も彼女ほしい!」

男1「あのリア充め…!駆逐してやる‼」

男3「あの二人ってまだ付き合ってないんだろ?」

男4「俺も聞いたことある。

でもあれはどう考えても付き合ってるようにしか見えないでしょ

そのせいで男1がリア充を呪う悪魔になってるし…(苦笑)」

男1「マジで!?じゃあ、俺狙っちゃおうかな〜」


…話の内容にイラっとした

俺に聞こえるくらいだからAにも聞こえてるかと思い隣をチラッと見ると首をかしげて俺を見上げてくる

…可愛い

無意識に凝視しているとAはコーチに呼ばれた

コーチのもとに走っていくAをチラッと見てから先輩達に目を移す

あの先輩…Aのこと狙ってんのか…

……ちょっと忠告しとこう

京谷「…あの」

男1.2.3.4「「「「ビクッ‼?」」」」

男2「なんだ京谷か…びっくりしたー」

男4「どうした?」

この人等…あの会話聞かれていないと思ってんのかな

京谷「…いくら付き合ってないからといってもあいつは俺のものなんで

手ぇ出したらいくら先輩でも容赦しねぇっすよ」

軽く睨み付けながら言う

すると先輩達はビビったのか

男1.2.3.4「「「「はい‼」」」」

敬語で返事をして“練習再開だー”とか言いながらコートの中に走っていった

それと入れ替えで帰ってくるA

貴「どうしたの、先輩達…めっちゃやる気出てんじゃん。珍し(笑)」

京谷「…知らね」

貴「えー…」

お前は何も知らなくていいんだよ…

ー京谷サイド終ー

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