二十七葉 ページ27
貴「こ、こんなはずでは…」
ゲーセンの外で膝をつく私
皆様お察しの通り負けたのは私です、ハイ
京谷「だから言っただろうが。俺に勝つなんざ10年早ぇって」
そうだけど…今日はテンション上がってたし絶対勝てると思ったんだけどな…
貴「しょうがないからジュース買ってきてあげる
何がいい?」
京谷「あー…スポドリでいいわ。もうクラブに行かねぇといけねぇし」
あ、そっか…すっかり忘れてた
貴「んじゃ、私は一回帰ってから差し入れ持って行くね」
京谷「おう」
賢とはゲーセンの前で一回別れて家に帰る
冷蔵庫の中で冷やしていたレモンの蜂蜜漬けと特性ティラミスを持ってもう一度家を出る
少し薄暗くなってきた大通り
私の家から徒歩40分くらいあるクラブの体育館までの道を自転車で走る
ちょうど踏切が鳴り出したので手前で止まる
向こう側の道ではちらほら学校帰りの学生もいて笑い声が響く
あぁ…いいな、私にもあんな時代があったのかな
そう思いながら向こうの道を見ていると電車に遮られる
まるで“あなたには無理”と言われているみたいだった
踏切の上がった線路を渡る
…今日はちょっと感情のコントロールがつきにくいな
そんな事を考えながら体育館に向かう
__________
______
踏切から5分くらいしたところにある体育館に着いた
外にいてもわかる声の大きさ
…そういえばもう少ししたら大会があるって言ってたな
それでこんなに気合が入っているのか…
レモンの蜂蜜漬け多めに作ってきて良かったな
体育館外の自販機で賢の分のスポドリと自分の分のリンゴジュースを買って体育館の扉を開ける
貴「こんにちは…」
コーチ「あ、Aちゃん。こんにちは
今日も差し入れ持ってきたの?」
貴「はい」
コーチ「んじゃ、休憩入れますかな((パンパンッ
Aちゃんが差し入れ持ってきてくれたぞー休憩入れ!」
うぃーっすと野太い声が聞こえる
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らぃち(プロフ) - 名無しさん» 返信が遅れてしまって申し訳ございません。ヒロインの名前の変更機能の方なんですが、変更できるように設定し直しますね。直すのに少し時間がかかりますのでご了承ください。これからもこの小説をよろしくお願いします(^_^) (2018年1月25日 10時) (レス) id: cb03efac38 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - らぃちさん» すみません。私事なのですが、ヒロインちゃんと名前が被っていて読みづらいので、変更 または 変更機能を付けて頂けると嬉しいです。ご検討お願いします (2017年6月4日 9時) (レス) id: 62453a899d (このIDを非表示/違反報告)
らぃち(プロフ) - きっか@みにゃさん» ホントですか!初めて消滅都市仲間に出会いました(笑)私はランク160くらいの軽いガチ勢です(笑)更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。 (2017年2月7日 23時) (レス) id: e521cdbe10 (このIDを非表示/違反報告)
きっか@みにゃ(プロフ) - 私も消滅都市やってますwrankは40越えですwちょう微妙ですがポチポチしてますw面白いです!消滅都市もこの作品も←更新頑張ってください! (2016年12月31日 0時) (レス) id: 9c14c30c14 (このIDを非表示/違反報告)
隼(プロフ) - 魄」さん» コメントありがとうございます。ついに主人公の元カレが登場しました!意外でしたか?(*‘ω‘ *) これからも更新できるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございます。 (2016年9月23日 0時) (レス) id: e521cdbe10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぃち | 作成日時:2015年3月7日 0時