ツマラナイ日常に刺激を【ハイキュー】

二十葉 ページ20

貴「いやいや何の冗談ですか」

花巻「冗談なんかじゃないよー」

松川「俺達はいつでも本気だよ(キリッ」←

いや、ちょ

国見「本当は凄ーく嫌ですけど

陽菜先輩の希望なので…しょうがなく」

金田一「おい国見!!」

え、何これ

佐咲「私、神崎さんと部活できるの楽しみ!!」

いやいや…

貴「勝手に話進めているとこ悪いけど


…私やらないから」

……

一呼吸おいて

えぇぇぇぇ!?、と皆同じような反応をしてきた

息揃ってるねー流石バレー部←

松川「他の女子なら喜んで飛び込んでくる話なのに…」

すいません、賢によると私は女子じゃないらしいんで←

及川「君に拒否権なんてないんだけど」

貴「それ人権侵害なんですけど」

岩泉「まさか、断られるとは…」

貴「…どうでもいいんですけど私はマネージャーなんかやらないんで

他の人誘ってください」

それじゃ、と言って空き教室を出ようとしたが

またもや出口を塞がれた

ハァ、とため息をついて首謀者であろう及川徹とお姫様を見る

及川「…君みたいな女の子は本当に初めてだよ」

岩泉「今までは俺達に媚売ってくる女しかいなかったからな」

花巻「で、どうするんだ及川ー」

及川「勿論マネージャーにしてみせるよ

どんな手を使っても…ね」

佐咲「私は、貴女と友達になりたいし一緒に部活もやりたい

だから…お願い(上目づかい)」←(主人公のほうが身長が高いため、自然に上目づかいになる)

…可愛くないわー

これなら賢がやった方が数倍可愛い←

貴「絶対に嫌だ

てか、何で私をマネージャーに誘うんですか?」

そう、問題はそこだ

ただ私がお姫様を助けたからだけじゃないと思う

パッと及川徹を見ると、やれやれといった感じに首を振った後

指を一本手の平側に折り、説明し始めた

及川「一つは陽菜を助けてくれたこと

陽菜のことを嫌ってないっていうことが分かったし

陽菜も君を気に入ったみたいだから」

二つ目、そう言って人差し指を折る

及川「俺達に媚びないから

今までは俺等目当てのマネージャーばっかで全然仕事しなかったんだよ」

三つ目、中指を折る

及川「狂犬ちゃんと仲がいいから

そうすれば狂犬ちゃんも部活に来るし、一石二鳥でしょ?」

四つ目、薬指を折る

及川「そして最後に…

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