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Aと会えなくなって、抜け殻のような生活をしていた。
さすがに社会人として責任は持たなきゃいけないし、仕事中は笑ってたけど。
やっぱり何か物足りなくて集中できなくて。
そんなとき、元太が久しぶりに買い物に誘ってくれた。
久しぶりの買い物で少しテンションは上がったけどそんなときに見たくもない光景。
ずっと会いたかったAと知らない男。
しかもやけに親密そう。
男に渡されたピアスを照れたようにはにかみながら耳に当てるAは悔しいけど可愛くて。
ああ。やっぱり、全然忘れられない。
自分以外の男に向けられたAの笑顔に気が狂いそうだった。
「好きな子？」
いつの間にかトイレから戻ってきた元太の言葉に、
「…好きだった子。まあ相手は遊びだったみたいだけどね。」
なんて、呼吸するように嘘をついた。
でもたぶん元太はきっと気付いてる。
俺の様子がずっとおかしかったことも、彼女のことがまだ好きなことも。
苦しかった。
他の男の隣で笑うAを見るのも隣で自分のことのように顔を歪める元太を見るのも。
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唯衣(プロフ) - 初めまして!!!ってこんな遅くにごめんなさい...作品全部読ませていただきました！とてもキュンキュンして続きが気になります！もし更新するなら待ってます！！最高でした!!! (2021年2月17日 1時) (
レス) id: 8a9628d614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウマゴリラ | 作成日時：2021年2月16日 15時
