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「……んんっ？」
気付いたら、君にまた無理矢理キスしてた。
でも前回と違うのは、拒否する権利なんて与えない、一方的な強引なキス。
「……ちょ…っと。松倉さんっ。くるし……」
なんて、涙目で必死に抵抗しようとする君は本当に遊び人なの？って疑うくらい、純粋な少女のようようで。
バカだな。
そんな弱い力で抵抗しようとしても、無理に決まってんじゃん。
でも1番バカなのは、君に俺への気持ちなんてないことくらいわかってるのに、そんな君に興奮してる俺自身。
「へえ？ 意外と余裕なさそうだね。ちゃんと鼻で息してる？」
苦しそうな君は何もわからないですって顔して。
そんなわけないのにさ。
なぜだか俺が汚している気分になる。
「そ、そんなのわかんない……んっ?!」
君が口を開いた瞬間に、舌を入れて、彼女の口内を自由に犯す。
ほんとあざとい。
こんなウブな演技して、いろんな男誘ってるんだって思ったら。
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作者名：ウマゴリラ | 作成日時：2021年1月7日 3時
