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家に誘ったことに別に他意はない。
職業柄、なかなか外で会うこともできないし。
…まあ全く下心がなかったかと聞かれれば嘘になるけど。
家はわりと近いけど、時間も時間だし、女の子を1人で歩かせるわけにもいかないから、Aちゃんのアパートのエントランスまで迎えに行って。
2ヶ月ぶりに会った彼女は古着を着こなしていて今日もオシャレだった。
途中で立ち寄ったコンビニでお酒や彼女が食べたいと言ったアイスを買って。
何本も缶が入っているからちょっと重いのに率先して持とうとする彼女の手から慌てて袋をひったくる。
ありがとうございます、て微笑むAちゃんが可愛くて。
いいよいいよ、なんて余裕ぶって手をひらひらさせたけど、本当は耳が真っ赤になってることに気づいてないといいな。
…男だし俺のほうが年上なはずなのに、全然余裕ないんだけど。
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作者名：ウマゴリラ | 作成日時：2021年1月7日 3時
