7 ページ8
シャワーだけの為かその後は金髪眼鏡が次々に2人組を作ってくたてテキパキと進んだ。
「次はシャオロンとロボロな」
「コネシマとー…チーノでええやろ」
「オスマンもひとらんもそろそろ行ってこい」
「最後はエミさんとペ神で終わりだゾ」
はぇ〜優秀、プロか？
最後の1組がシャワーを浴びてる間にできたお粥を分けていく、だが何せ一人暮らしの身である故に揃った食器などはなく深さも形もバラバラなものが沢山並ぶ、しゃーない許せ。
配膳していると「え」と声が上がる。
tn「俺らの分もある、ん？」
『寧ろ俺があの量1人で食いきれると思われてることが心外なんやが』
zm「後で返せって言うても無理やからな」
rb「ちょ!?ゾム!?」
先程俺を睨みつけていたのはゾムという名前らしい、なかなかに生意気でよっぽど子供らしくて逆に好感が持てる。
『はち切れるくらいに食ってみ言うねん、寧ろ余るほど残っとるわ』
嫌味を煽りで返された為か先程より強く睨み返してくる、と少し空気が悪い中最後の2人がリビングに入ってくる。
em「えー…っと」
『気にせんでええよ、好きな席に着いて食べ。おかわりは自分で好きな分取ればええよ』
全員席に座らせて俺の事はいいからとご飯を勧めた、初めは抵抗があったりチビチビと食べ進めていたが害がない、味に問題ないと分かった奴から「美味しい美味しい」と言いながらだったり無言でバクバクと食べるやつもいた。
とりあえず拒食症や今食べてるものでアレルギーが出てないことに安心した。
『あ、食べてる最中で悪いんやけど自己紹介頼んでええか、今のままじゃほぼ2分の1で外してまうんよ』
sha「あ、そういえば自己満」
em「それもそうでしたね」
『順番に頼むは。俺はA、好きに呼んでくれて構わんよ』
それからは順番に、時々つまりながらも自己紹介をしてくれた。
勿論あのクソガキ(ゾム)は自分の番が回ってきても名乗りはしなかったが、むしろこういうガキの方が扱いやすかったりするのでむしろ助かる。
そろそろかと思い小さい鍋のお粥を分けリビングを出る。
ps「どこいくん？」
少し慌てたように着いてくるしんぺい神。素直にショッピの所と伝えると俺も行きたいと着いてきた。別に何の問題もないので一緒にショッピの所へと向かう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夕真 | 作成日時：2020年5月8日 23時
