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任務を済ませ帰宅しポストを確認した。
そこには質のいい便箋が1枚。
"Aへ"
任務続きであろう君に申し訳ないが
1つ頼まれてくれないだろうか。
我が国で不正なオークションが繰り広げられている。
食い止められなかった私に非があるがどうしても
私自身この件では動けない。
最後に目玉商品として売られる景品の"保護"を頼みたい。
落札してもよし、落札者から強奪でもよし。
方法は君に任せる。
その日を境に私も一気にそこへ畳かけようと思っている。
信用して依頼できるのが君しかいなかった。
報酬は望む分を出すつもりでいる。
どうか私の依頼を受けて貰えないだろうか。
日程は明日早朝3時開始 場所は××
急かす様な依頼で申し訳ない。
"β国 アイザック"
『あーあ…めんどくさ
あんたの頼みに弱いん知ってるやろ』
こなすと決めたが遠くないとはいえ時間が無い。
最低限の荷物を準備し男は家路を引き返した。
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アイザック
Aに教養を与え信頼している国王
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作者名：夕真 | 作成日時：2020年5月8日 23時
