過去 ページ6
皐月「そういえば、3人ってどこから来た何者なの?」
A「今更な気がするけど」
ドロ「どう言いますか・・・」
グロキ「あたしたちは一緒に戦っていたっスよ」
皐月「戦っていた!?」
グロキ「そうっス、こことは全く違う『ブリタニア』という土地で」
A「そこには、巨人族、妖精族、女神族魔神族、人族たちがいて、魔神族と女神族が戦っていた」
グロキ「その戦いに、女神族側に人族、妖精族、巨人族が味方していたっス」
ドロ「しかし、魔神族は圧倒的に強く、4種族でもギリギリの戦いになり、女神族の力で魔神族を封印していました」
A「でも、魔神族は3000年後に復活、再び戦争が始まった」
グロキ「あたしとドロールくんは巨人族と妖精族の王だったっス」
ドロ「しかし、3000年前の戦の際、魔神族の『ゼルトリス』に選択肢を出され、気づいたら魔神族として戦っていました」
A「私は、魔神族の精鋭集団である『リアタシキ』の長を務めた、けど、魔神族の裏切りものの『メリオダス』との戦いに破れた」
グロキ「あれは、激戦だったっス」
ドロ「私たち二人はその戦いを見ていましたが、とても、介入はできませんよ」
グロキ「その後、あたしたちは選択肢の間違いに気づいて魔神族を脱退」
ドロ「最上位魔神の『チャンドラー』と戦って負けました」
皐月「3人はどうなったの?」
3人「「死んだ(っス)」」
A「私は、魂として死んでから2人を見ていた」
グロキ「そして、死んでからあたしは、謎の空間にいたっス」
グロキ「真っ暗で、どこまでも続く空間」
グロキ「その時、声がした気がするっス」
グロキ「Aの声が」
グロキ「『久しぶりですね、グロキシニア』」
グロキ「『言ったでしょう』『また、会える』」
グロキ「って言ってたっス」
A「うーん、確かに、そんなこと言った気がするけど、口調が違うから」
ドロ「確かに、違いましたね」
皐月「死んだって言ってたけど、どうして生きてるの?」
A「それが分かれば簡単だよ」
グロキ「わからないから困るっスよ」
ドロ「気づいたらあの場所にいましたし」
皐月「そっかー」
A「どうでもいいじゃん!今は生きている。これは結果」
A「なら、今を生きて、楽しもうよ!」
グロキ「そうっスね」
グロキシニアはそういいながら、Aの頭を優しく撫でていた
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作者名:やう | 作成日時:2018年6月23日 14時