影の妹がサッカーで世界を目指します

第27話です ページ28

ボールを持った豪炎寺さんへ



またボックスロック・ディフェンスがくる



だが､攻略法が分かったのか



ボールをキープする



そして､開いた隙間にパスを出し



私がそれを繋いでいく



角「どういうことだー!


何が起こっているんだー!?


ボールがいきなり曲がったりしているぞー!?」



吹雪さんへボールが渡る



吹「ウルフ・レジェンド!!」



「グレートバリアリーフ!!」



乃(必殺技……


皆当たり前に使うんだ……)



ボールは豪炎寺さんへ渡る



豪「爆熱ストーム!!」



「グレートバリアリーフ!!」



乃(強力なストライカー二人のシュートを



あっさり止めてる……)



ビーッ


ビックウェイブスは選手を交代



しかも二人だ



ちょっと休めると思ったけど



すぐに試合は始まった



ボックスロック・ディフェンスをせず



風丸さんに迫ってくる



「グレイブストーン!!」


乃(連携じゃなく､個人技できた……!)



「カンガルーキック!!」



乃(木暮さん､大丈夫かな……)



シュートを打つが､円堂さんが止める



それからも､こっちもシュートを打つが入らない



鬼道さんがドリブルで走っていく



鬼道さんがスライディングを交わし､着地した時



ブロックに来た1人の足が鬼道さんに当たってしまった



試合を再開するが



ボールを出した方に鬼道さんは動けなかった



乃(あの足じゃ……)



ピッピー



鬼「うぐっ！」

　
手当をしてもらっているけど



相当不味そうな状態だ


秋「……この試合は無理です!」



鬼「これくらい大丈夫だ!」



円「鬼道､気持ちはわかる


だけど無理はするな」



鬼「円堂……」



久「鬼道､交代だ」



鬼「……はい」



久「後半頭から行くぞ


……虎丸」

虎「は､はい!


皆さんに迷惑をかからないプレイを心がけます!」



久「後半の指示を伝える


吹雪､お前は中盤のそこに下がって


相手の攻撃の芽を摘め」



吹「はい」



久「虎丸は


そのまま鬼道のポジションにはいれ


前にボールを繫げろ」



虎「そんな大事なポジション


俺でいいんですか!?」



久「お前がやるんだ」



虎「はい！」


乃(肩が上がっているな……宇都宮さん)



綱「ま､気楽にやれって


後ろには俺たちがついてっからよ!」

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