愛なんて知らない 短編集&番外編

第2話 ページ38

私たちがトランプやら色々遊んでいる間にメッサーさんがヘルマンさんと話をしていてくれた



ボーグ「ハインツ様、そろそろお時間です」



ハインツ「そうか、ありがとう」



ハインツ様はそう言うと立ち上がる



フレイア「何かあるんですか?」



ボーグ「ハインツ様はお忙しいのだ!


本来ならばこのような事もする暇がないというのに……!」



ボーグさんの言葉にハインツ様が辞めるように言うと、納得のいかない顔をして了承する



ハヤテ「王も大変なんだな……」



ハインツ「ウィンダミアの為と思えば、大したことは無い


此度は楽しかった、ありがとう」



ハインツ様はそう言うと部屋を出ていった



鈴「フレイア、ハヤテ私も少しここを見てくる」



2人はトランプの勝負を続けるらしく、いってらっしゃいと送り出してくれた



色々見ていると、後ろから声がかかった



鈴「あ……白騎士さん……」



キース「キースだ ここで何をしている」



鈴「探検をしていたんです


あまりこういった機会は無いので……」



そう言うとキースさんが、案内を申し出てくれた



お言葉に甘え、色んなとこを見せてもらった



キースさんはメッサーさんと勝負したいらしく、探していたそうだ



「キース様、こちらでどうなさったのですか?」



「あ、あなたはワルキューレの……」



鈴「荊 鈴音です


えっと、その、名前を聞いても良いですか?」



頭を下げて自己紹介をし、名前を聞く



テオ「テオと言います!」



ザオ「ザオです!


俺たちは双子で、テオが兄です」



へぇ……



ザオ「スズネさんはキース様とここで何を?」



鈴「私は探検していた所メッサーさんを探していたキースさんと会ったんです


あ、メッサーさん見てませんか?」



テオ「あぁ、彼なら＿＿＿＿」



テオさんに言われた場所は機体が置かれてある場所だった



キース「死神、俺と勝負しないか?」



メッサー「良いだろう」



2人はすぐ様機体に乗り、勝負を始めてしまった



すると、仕事を終えたのかハインツ様が来た



ハインツ「荊 スズネ」



鈴「ハインツ様、お仕事は終わったのですか?」



2人の勝負が見える位置に移動する

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