あいつの過去 〜プロイセン視点〜 ページ49
英 「あいつの過去どうなってんだか…」
露 「すごく辛そうだよね…」
氷 「夢にまで出てくるなんて…」
伊 「寝言ってこれのことなんじゃない?」
中 「誰かあいつの過去を知るやつはいねぇあるか?まぁ、みんな会ったばかりだからいねぇあるな」
その一言で俺は意を決して口を開いた
普 「あいつの口調は俺の影響かもしれねぇ。いや、多分俺の影響だな」
全 「??!」
独 「兄さん、あったことあるのか??!」
普 「俺の上司とあいつの上司が知り合いでよ…兄弟仲が悪すぎるから喧嘩の止めなどに入ったりAのお世話をしてやれって言われたんだ。まぁ、あいつは覚えてねぇけどな」
仏 「プロイセン…是非そのお話聞かせてくれる?」
露 「僕も言ってもらえると嬉しいかな?大丈夫?」
普 「あ、あぁ。そして俺は仕事の合間にちょくちょく行ってたんだけどよ、俺がいるときはみんな仲良くしてたんだ。でも、俺がいなくなると全部Aにぶつけてた。だからそれをとめるために泊まったりもしてた。それを繰り返してたら、あいつが俺のことお兄ちゃんって呼ぶようになって…俺の真似もし出してああなった。だから俺は敬語を教えたんだ。スペイン口調は俺がスペイン連れてたりしたからだな。まぁ、ずっとそばにいたかったが、所詮俺は戦うために生まれた国。だからある日長い戦争に身を費やしているときにあの寝言で言ってた事件が起こったんだと思う。で、その事を聞いて、俺はその姉の国に戦争ふっかけた。全部勝ってあいつらは滅んだ。しかし、あんなに酷かったとはな…俺は無力なんだと知らされた気がする…」
そんな事を考えると気づけば泣いていた。やっぱ駄目だな…
中 「お前のせいじゃねぇある。お前はよく頑張ったある」
フィン 「そうですよ。プロイセンさんは戦いで忙しい中でAさんを守ったんですから。」
氷 「そうだよ。Aは多分プロイセンがいなかったら死んでたよ」
その慰めの言葉で涙が止まらなくなった
伊 「泣きたければ泣けばいいよ」
独 「なんで言ってくれなかったんだ…」
普 「……」
英 「今後はそういうことがあれば言えよ?」
普 「あぁ。ありがとう。落ち着いたぜ…」
日 「なら良かったです。では、Aさんを起こしましょうか」
米 「そうだね!早くいこー」
南伊 「おい!走んなよ!」
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貴 「もう起きてるよ。今の会話も全部聞いてた。」
Aは部屋で静かに泣いていた。
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キムチ 娘(プロフ) - みみみみさん» マジですか!ありがとうございますぅぅぅ! (2016年2月26日 12時) (レス) id: 719a9f0367 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみ(プロフ) - キムチ 娘さん» そうですか?ならそれで行きますww (2016年2月26日 11時) (レス) id: 89b4390216 (このIDを非表示/違反報告)
キムチ 娘(プロフ) - 夢主ちゃん、今の口調の方が可愛い( *`ω´) (2016年2月25日 21時) (レス) id: 719a9f0367 (このIDを非表示/違反報告)
みみみみ(プロフ) - キムチ 娘さん» ありがとうございます! (2016年2月23日 21時) (レス) id: 89b4390216 (このIDを非表示/違反報告)
キムチ 娘(プロフ) - みみみみさん» おぉう。←楽しみにしてます! (2016年2月23日 21時) (レス) id: 719a9f0367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみみみ | 作成日時:2016年2月11日 0時