酒に呑まれた ページ5
〈酔い〉
スイカside
スイカ達に読み書きを教えてくれる先生が2人いるんだよ！
でも、今日は羽京はお休みなんだよ……
千空達のお手伝いしてて忙しいんだよ…
A『さて、今日は羽京君いないから、遊んじゃおっか！』
スイカ｢分かったんだよ！｣
……あれ？
スイカ｢A、首んとこ蚊に刺されたんだよ？｣
A『えっ、あっ！？』
Aは急いで首を隠したよ。
…触れちゃいけなかったんだよ…？
Aside
スイカちゃんは不思議そうに私を見つめる。
A『ごめんね、スイカちゃん。これは蚊に刺されじゃないけど、別に平気だよ！』
スイカ｢なら良かったんだよ！｣
と、タタタタッと何人かが走ってこっちにやってくる。
あれはー…羽京君と千空君とゲン君かな。
羽京｢あ、あの！その首の…ど、どうしたのっ！？｣
千空｢っ、クソッ！一歩遅かったか…！！｣
ゲン｢う、羽京ちゃん落ち着いて？｣
羽京｢…っ、落ち着いていられないっ！｣
えっと、どういう状況だろうか。
………羽京君のこの感じ、昨日のこと覚えてない…のかな？
ゲン｢…あのさ、羽京ちゃんって酔うと記憶なくなるタイプ？｣
羽京｢え、なんで急に…？まあそうだけど…｣
ゲン｢なら平気だよ。ほら、Aちゃんも意地悪しないで、羽京ちゃんに何があったか説明してあげたら？｣
別に意地悪してた訳じゃなくて、単純に言うタイミングがなかっただけなんだけどね。
A『…あのね、昨日いっぱいお酒飲んだ羽京君が、私に絡んできて…そのまま告白されて…その、皆の前で…これを付けました…』
スイカ｢じゃあ羽京とAはかっぷるなんだよ！？！？｣
ゲン君はにやにやし始める。
この子ほんとに性格悪い。
羽京｢そ、そう…だったんだー…｣
A『…でも、昨日のこと覚えてないんだもんね。なら仕方ないよ…スイカちゃん、戻ろうね。』
A『…ごめんね、困らせるようなこと言って。』
羽京｢ご、ごめんっ！昨日のこと…覚えてなくて、お酒飲んで酔った状態で…！｣
…酔ってたから、私に告白してきた訳で。
だから、酔ってない羽京君は私のことなんて、別になんとも思ってないんだよね。
A『大丈夫、気にしてないから。』
羽京｢……Aさん！｣
A『はいっ！』
羽京｢…今度は素面だから！……好きです！付き合ってください！｣
羽京君の白い頬が薄っすらと赤くなっていて、私まで恥ずかしくなった。
A『っ、もちろんです！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇の塩分(プロフ) - 匿名Nさん» コメントありがとうございます！えー！そんな…私の小説で羽京くんの魅力に気付いて頂けたなんて…！とても嬉しいです！こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ (8月5日 4時) (
レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
匿名N - この夢小説読んでから羽京めっちゃ可愛いくてカッコいいっていうのに気付けました!!今もこの小説を読んでニヤニヤしてます（ ＾Ｖ＾ ）本当にありがとうございます! (8月4日 20時) (レス) @page44 id: 02c9f82314 (このIDを非表示/違反報告)
闇の塩分(プロフ) - モモさん» もちろんいいですよー！リクエスト承知致しました！きっと羽京くんの女装を見たかった人は少なくないはず…私も女装見たかったです…！！ (7月18日 2時) (レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 作者様がよろしければ、学パロで夢主ちゃんがいじめられている現場をみたら。をお願いしてもよろしいでしょうか。羽京くん、アニメでもかっこいい！女装みたかった… (7月17日 19時) (レス) @page37 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
闇の塩分(プロフ) - チョコミルクさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます…！そんな！私こそ更新が遅くて申し訳ないです！更新頑張ります…！！ (7月13日 21時) (レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：闇の塩分 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/egg/
作成日時：2023年1月29日 4時
