奥深き人生 ページ28
キャラ崩壊注意？世界観が謎(←コレ大事)
(ある曲を元にしてます)
A目線
羽京「やあ、今日も綺麗だね」
A『ありがとう。そっちこそ、今日もかっこいいね。』
羽京「こんなに月が綺麗なんだから、今日くらいは僕と一緒に遊ばない？」
私の部屋の窓から見える木の上に乗っている男性…羽京は私にそう告げる。
A『遠慮しとく。』
羽京「人生ってさぁ、１回きりなんだから楽しんだ方がいいと思わない？」
A『…』
羽京「僕が君を縛る首輪を千切ってあげるから。」
A『人生は1度きり。…だからこそ飼われるの。』
羽京は不思議そうな顔をして、首をこてんと傾ける。
A『もしまた外に出れば、私は売られるかもしれない。それに、私には美味しいご飯もふかふかなベッドもある。』
羽京「…君は自由になりたいんじゃないの。」
敢えてその質問には答えずに、さっきの話を続ける。
A『それに、羽京だっていつ売られるかも分からない。貴方は顔も整っているし。』
羽京「……あはは、結構強気だね。そういう所も好きだよ。」
羽京はクスクスと笑う。
A『正直なんだね、でもそんなんじゃ私の心は揺らがないよ。』
羽京「僕の夢はね。」
A『…話、聞かないのね。』
羽京「いつかはこの街を飛び出して、北の国へ行ってオーロラを見ることなんだ。
…それで、最近思ったんだ。そこに君もいてくれたらなんて素敵だろうって。」
羽京はにこりと微笑み、空を見上げる。
この街の人間が汚した、本当は綺麗だった今は汚い夜空を。
A『あのねぇ、生き方はそう簡単に変えられるものでもないの。それに、私が飛び出したら私を飼っている男の人が1人になっちゃうし。』
羽京「そっか…」
羽京は木に手をかけ、私に背を向ける。
もう行っちゃうの？
考えるよりも先に手が動いていた。
私は自分の部屋の窓から手を出し、羽京の服の端を掴む。
A『話の途中だよ、ねえ、もう行っちゃうの？』
羽京「うん」
A『ねぇ、ちょっと。明日もここに来ていいから…待ってる…』
私は羽京の服の端を離し、顔をあげて笑ってみせる。
と、羽京は愛しそうに私を見つめて、私に触れるだけのキスをする。
羽京「うん、また明日に来るよ。その時はいい返事が貰えるのを期待しとくね？」
A『……女の子相手だったら全員にやってる訳じゃないでしょうね。』
羽京「大丈夫、君だけだよ。じゃあね。」
暫く唇の感触が残っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇の塩分(プロフ) - 匿名Nさん» コメントありがとうございます！えー！そんな…私の小説で羽京くんの魅力に気付いて頂けたなんて…！とても嬉しいです！こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ (8月5日 4時) (
レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
匿名N - この夢小説読んでから羽京めっちゃ可愛いくてカッコいいっていうのに気付けました!!今もこの小説を読んでニヤニヤしてます（ ＾Ｖ＾ ）本当にありがとうございます! (8月4日 20時) (レス) @page44 id: 02c9f82314 (このIDを非表示/違反報告)
闇の塩分(プロフ) - モモさん» もちろんいいですよー！リクエスト承知致しました！きっと羽京くんの女装を見たかった人は少なくないはず…私も女装見たかったです…！！ (7月18日 2時) (レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 作者様がよろしければ、学パロで夢主ちゃんがいじめられている現場をみたら。をお願いしてもよろしいでしょうか。羽京くん、アニメでもかっこいい！女装みたかった… (7月17日 19時) (レス) @page37 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
闇の塩分(プロフ) - チョコミルクさん» そんな嬉しいお言葉ありがとうございます…！そんな！私こそ更新が遅くて申し訳ないです！更新頑張ります…！！ (7月13日 21時) (レス) id: 2e3f310fc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：闇の塩分 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/egg/
作成日時：2023年1月29日 4時
