2話 ページ4
「僕はこの美しいストーンワールドで汚れなき美しい世界で純粋な若者だけを復活させて自然とともに生きていこうと考えている。そのために君の力が必要なんだ」
ん?少し引っかかる。まぁ言っていることに嘘偽りは感じられない慕われてるみたいだしいい人なんだろう
それ以前にまずここで反抗したところで私に勝ち目はない見ればわかるこの人は確実に私の何倍も強いもって1分くらいだろう
こんな世界だ私一人で生きていくのにある程度不安も感じる
『わかりました。できる限り全力を尽くしたいと思っています。』
「それはよかった。感謝するよ」
それから簡単な状況を聞いた
あれからというもの約3700年もの月日が経っていること
なんでわかるのかはしらないが知ったところで有益にはならないし今はこうだからこうなのだとなっとくするしかなかった
流石にスケールが大きかったが周りの森林を見渡せばあ、そうなんだな。と自分でも驚くくらい冷静だった
全て消えた。今はせっかく解明された病気を治療するための道具だってないに決まっている
いままで残してきたもの
全てが…
さすがに信じたくなかった。でも仕方ないのだこれが今の現実なのだから
『説明してくれてありがとうございます。ところで2つだけ質問をよろしいでしょうか』
「うん。さすがにこの状況下でわからないことが多いだろうし質問にはできるだけ答えるよ」
『ありがとうございます。1つ目、私をどうやって意識がある状態に戻しましたか信じがたいですが私はおそらく石像となっていました。』
「うん。それは復活液で君を復活させたんだ。ある男が作ったもので俺自身その復活液で復活させてもらったからね」
『その人は一体だれなのでしょうか?』
(優秀な人材を集めているらしいし有名な方なのだろうか?)
そりゃあ復活液なんて石化する前はどんな資料にも乗ってなかったわけだ地道に何回何十回何百回と研究したのだろう
そうきくと少し間が空いたが答えてくれた
「…千空と言ってね。高校生ながらにずば抜けた科学力を持ち合わせている男だよ。」
なるほど。すごい少年なんだな
興味を持ちもっと色々聞きたかったがきっとこれは禁句ワードみたいなものだ
聞かないほうがいいのだろうと自己解決しもう一つの疑問について聞いた
『ではもう一つ、先程あなたは純粋な若者だけを復活させると言っていましたがどういう意味なのでしょうか』
そう聞いて私は後悔することになった…
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作成日時:2022年1月18日 12時