この世界で私は… (ページ3)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,316 hit

1話ページ3

羽京視点

「次に復活させる人の石像を今から探すらしいけどどこにあるかの目星は付いてるのかい？」

「うん。前取材に行った人だから場所的にもう少し抜けたところらへんのはずなんだけど」

どうやら今回起こす石像の人はまだ見つかっていないらしく今から探しに行くらしい

その捜索部隊として僕もついていくことになった

「あ、ここだよ。この○☓病院にいる人で名医でもあり戦闘力でもずば抜けてる子がいてね。特徴を教えるから探してね」

そう南に言われたので特徴を元に探していく

ん〜壊れてなければいいんだけど…

そう思いながら探していくとふと一つの石像に目が行った

特徴が似ているからというわけではなく何故か引き寄せられているみたいにといった少し変な感じだった

そして覆われている草木をどかしていく

そこには南から伝えられていた特徴と同じと言っていいだろう石像があった

(それにしてもなんだろう？少し懐かしい気がする。)

「あ！その人だよ羽京くん！今日探していた人！」

そう南が言ったので少し我に返ったみたいにハッとする

「あ、そうなんだ。」

「うん。お手柄だね。じゃあつかさんのとこに運ぼっか」

「あぁ、そうだね」

ﾋﾟｼｯ

ﾋﾞｼｯ

ﾋﾞｼｯ

ん？なんか意識がある？それになんだろう体が軽い

そう思い目を開けるといきなり目に光が入ったからか少しチカチカした

そして何人かの人影が見えたいるのは5,6人くらい目の前には女性1人男性二人

というか全員見覚えがある

感触的に夢じゃない。何故か薄い石の破片がある

そう考えていると体が完全に軽くなった。そして私の前に大柄の男性が一人出てきた

あ、新聞で読んだことがある

確か霊長類最強とか言われている

『司さんでしたっけ。これはどのような状況なんですか…』

「うん。君はこの状況にあまり驚かないんだね。冷静な判断能力だ。君のことは記者の南から聞いているよ」

そう彼が言うと女性の人が前に一人出てきた

「神路優香ちゃんどんな状況下でも冷静で数々の命を救ってきた医者でありお父さんの影響で空手も習得してるんだよね」

そう答えた女性は少し前、いや、今何年後とかの状況ではないがあの光が来た少し前にきた記者の人だ

「僕はこの美しいストーンワールドで汚れなき美しい世界で純粋な若者だけを復活させて自然とともに生きていこうと考えている。そのために君の力が必要なんだ」