40匹目 ページ40
▽
今日はミスの連発だった。
資料に誤字は打ちまくるわ、スーツのワイシャツにコーヒーはこぼすわ、歯磨き粉とワックスのチューブを間違えて口に加えるわ、本当に酷かった。
そんな俺に上司は気を効かせてくれて残業を他の同僚に押し付け飲みに誘ってくれた。
｢虻川くん、ここは俺のオススメの可愛い女の子がいるお店だから｣
｢うおっ！キャバクラですか｣
｢Aちゃんって言ってね、可愛い女子高生みたいな女の子がいるんだよ！！｣
Aちゃん。
違う女の子だって分かっているのに身体が反応してしまった。
そんな俺のことなんて気にせずに上司は関係なくノリノリで機嫌良くキャバクラに入っていく。
｢斎藤さんおかえり〜！｣
｢ただいま〜！｣
｢今日もAちゃん指名で！！！｣
煌びやかなこの店になれているのか上司はルンルンでお店に入って行きお気に入りの女の子を指名をするとキャバ嬢の1人が申し訳なさそうな顔で話をし始めた。
｢斎藤さん、あのAちゃん2日間も連絡取れなくてしかもここにも来ないんですよ｣
｢えー！｣
同じソファーに座っているんだけど上司は新しいお気に入りの女の子を見つけ楽しそうに話していた
そして俺の隣にはここのトップ3の女の子だと言われる子が座っていた。
｢ねぇ、斎藤さんのお気に入りの女の子ってどういう感じの子？｣
｢んー？ホワホワしててウサギみたいなんですよね、なんか守ってあげたくなるような……！｣
｢イイねぇ、女の子としても妹にしたいタイプ？｣
そうです。とほにゃりと笑われると俺も自然に笑顔になった。
すると耳に顔を近付けてきて内緒話をするような格好をしてきたから俺も嬢の女の子に耳を傾けると小さく話始めた。
｢ここだけの話、Aちゃんってここのオーナーの娘さんの友達で未成年なのにここで働いてるらしいって噂があるんですよ。あと2週間で辞めちゃうらしいんですけどね｣
そうなんだ。と言うとボーイの人がお時間です。と声をかけてきたので俺は1人で帰る準備をした。
帰りの電車でスマホを見ると通知が1通
……Aちゃんからだ。
恐る恐るラインを開くとそれは俺の恐れていたラインとは違う恐れていたラインだった。
『アブさんの会社の最寄駅にある山村病院に明後日の土曜日お昼頃の13時来てください』
ただ、シンプルな文でこう書かれていた。
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こまる(プロフ) - 更新ktkr←楽しみにしてる作品なので、待ってましたww右京大河様の書く作品大好きです♪これからも頑張ってください！ (2015年10月13日 7時) (携帯から) (
レス) id: 747e9a1650 (このIDを非表示/違反報告)
AEN(プロフ) - きょんちゃんのかく、ヨーキーレトさんみたい!!(_ ･A･)_ﾊﾞﾝｯ 私もアブさん絶対書くから頑張って!!(_ ･A･)_ﾊﾞﾝｯ ← (2015年8月17日 14時) (レス) id: e5841bf7d3 (このIDを非表示/違反報告)
なづ(プロフ) - うきょんさん！！((うきょんさんの小説の雰囲気がすごく好きですなんでしょうこのなんともいえない満足感は()()あ、新作は二つ目希望です、背中押させてください！！！ (2015年8月16日 19時) (レス) id: 7119432138 (このIDを非表示/違反報告)
粉雪＠コットン(プロフ) - ボードにコメント有り難うございます!!これからも楽しみに待っているので更新頑張って下さいね(´∀｀*)あ、更新は自分のペースでやってください(ｏ^ω^ｏ) (2015年8月16日 18時) (レス) id: 0d077d52b0 (このIDを非表示/違反報告)
凛@実況者さんらぶ(プロフ) - 初めまして、いつも楽しみにして見させて頂いています！毎回更新される度にすぐ見てますよー。新作も楽しみにしてます！ (2015年8月16日 18時) (レス) id: c793b98362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：右京大河
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ukyota/
作成日時：2015年8月10日 0時
