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那
目が覚めたら殆ど使ったことが無い保健室のベッドに寝ていた
近くにあるスポーツドリンクを飲んで涼しい部屋で少しゆっくり休ませてもらう
まだ少し怠いけどさっきよりましになった気がする
シャトルランもっと走れたはずなのにな 、なんて思っていたらカーテンを挟んで隣のベッドがなんか騒がしいことに気が付いた
ベッドがギシギシ音がなって 、はぁはぁ と息が漏れたような音が聞こえてくる
保健室だし体調を崩して苦しいのかな 、、、って良かれと思って覗いてみたら目を疑う光景が拡がっていた
幼馴染である龍我が知らない人を抱いていた …
分からない 、どういう事か全然分からない
直ぐに自分のベッドに戻って布団を頭まで被り現実から目を背けるように目を瞑る
あんな龍我を俺は見た事が無い
可愛いと思っていたのにあんな顔をしてこんな所でするべきでは無い行為をしている龍我が少し怖くなった
まず同性同士でこういうことが出来ることも知らなかったから余計に頭の中は混乱状態でよく考えられない
何に対してのかも分からない涙が頬を伝うのが分かる
怖い 、今はただ何か怖い
俺が熱中症か何かで倒れなければこんなこと知らなくて済んだのにな 、、
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來夢華 - え・・・終わり? (6月13日 17時) (レス) @page38 id: 748fa13fe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:S | 作成日時:2021年1月24日 0時