三角関係 (ページ36)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:47,713 hit

：３６ページ36

髙

雄「はぁっはぁっ、ゆとくんっ、いかないでっ … 」

優「大丈夫大丈夫、ずっといるから」

事の発端はついさっき、部活も終わり学年ごとに更衣室が違うから着替え終わったらいつもの場所で集合って事にしていた

何時もなら直ぐに来るのに一向に来ないから、2年の更衣室まで迎えに行ったの

そしたら、文化祭で目を付けてたのか知らないけど違う部活の子に襲われかけていて、もう服は脱がされていたからもう少し遅かったらやばかった

那須は震えて抵抗出来ていなかったし、怖さで過呼吸起こしかけていて、小さく縮こまっていた

俺が来てやばいって思ったのか、襲おうとしていた人は直ぐに服を質して帰って行った

で、駆け寄って慰めて冒頭のシーンに戻るわけ

遅い時間だからもう誰もいないからゆっくり落ち着くまで抱き締めていても少し動くだけで、いやいやって

優「一旦服着よっか」

雄「 … はぁっはぁっ、げほっ … 」

優「泣き過ぎると咳も出て来ちゃうし最近冷えてきてるから余計に着てほしいな」

雄「 … はい、」

ゆっくり着替えるのを横で待ってあげて、終わったらおぶって学校から近い俺の家まで帰る

おんぶして2人きりなのにギュッてしてきてそれほど怖かったんだろうな