４ ページ26
・
茅野「い”っじぎぐんありがどぉぉぉぉぉお！！！！」
『別にいいってば……』
鼻水と涙でぐちゃぐちゃになった顔で抱きつこうとする茅野に困惑しつつも受け止めるA。
(((何処へ行ってもブレナイかっ……紳士感！！)))
『ふぅ……気を付けろよ。怪我するから………』
茅野「うっ、うん！」
よく見ないと分からないがほんのり頬を赤く染めている茅野。
それに気付き少し顔を歪める神崎。
中村「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！」
前原「くっ……この俺が負けるとは………」
中村「約束だから、命令ひとつかぁ〜」
前原「くっ！命令は何だ！」
中村「んじゃあ………」
チラリとAの方を見てから前原の耳元で
中村「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
前原「はっ！！？？まじで！！？？」
『……………』
中村「じゃ、頼んだよ♪」
中村は前原の肩に自らの手をポンッと乗せいい笑顔を向ける。
前原「ぐぬぬ……一色！プ、プリクラ撮ろうぜ………」
声を震わせてガタガタになり、冷や汗を流す前原。
『(何でそんなに……ガタガタ………？)』
前原「頼む！！(断られたら女装して写真撮らせろとか死ぬわ！！)」
『(プリクラ………女子が好きな顔面詐欺機か………まあ、こんだけ頼んでるし……)いいよ……』
前原「ヤッタァァァア！！！」
表情は変わらないが仕方なくといった口調で伝えると前原はパァァァアと効果音のつくような勢いで顔が明るくなる。
すっ
『静かに。』
前原「っ！？」
そんな前原の大声に少し回りがチラチラと二人を見つめているのが気にくわなかったのか、Aは前原の口元に自分の人差し指を当てると色気の含まれた低い声で前原を止める。
止められた前原は相手が男にも関わらず頬を赤く染める。
『？』
等の本人は全く持って理解していないが…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 630人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱるむ - 復活待ってます！すごく面白かったです！ (2020年6月12日 16時) (
レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続からでも良いので、新しく、書いて頂けませんか？ (2019年3月29日 2時) (レス) id: 67a2382333 (このIDを非表示/違反報告)
アクト - 更新頑張ってください！！待ってます (2018年12月31日 6時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆめ - 更新頑張って下さい！ (2018年8月15日 11時) (レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
みなと。 - すっごく面白いです！リビングで読んで爆笑してたら家族（一部）に「なんだこいつ」っていう目で見られました（笑）続き楽しみです！待ってます！ (2018年1月20日 19時) (レス) id: c2db738c4e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：古場朱田 | 作成日時：2016年8月12日 10時
