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昼食後 ゲームセンター
中村「前原！これで勝負だ！！」
前原「ふっふっふ……この俺に勝負を挑むとは………良いだろう！挑むところだ！！」
中村と前原はリズムゲームで負けた方が勝者の命令をきくんだとか何だとか。
磯貝「何やってんだあいつ等………」
磯貝は呆れた視線を二人に向け、ため息を吐いた。
茅野「見て見て渚、神崎さん！“ケティちゃん”だよ！」
渚「一回百円だって……やる？」
神崎「可愛いね………」
茅野、渚、神崎は女子中高生に人気なケティちゃんのぬいぐるみが景品のUFOキャッチャーの前で目を輝かせる。
Aは適当にふらふらと歩き回っている。
ゲームで遊ぶような気配はしない。
金を使う気は無いらしい。
と、その時
茅野「あ”あ”あ”あ”あ”！！！！何でぇぇぇぇぇぇえ！！？？」
騒がしいゲームセンターの中にでも響く茅野の叫び声。
神崎「お、落ち着いて………」
渚「あと、ちょっとしか出来ないよ。お金の関係もあるし………」
それを慰める神崎と厳しい現実をつきつける渚。
茅野「あ”あ”あ”あ”あ”！！！！」
『……………退け』
茅野が泣き叫んでいるとAが百円を入れようとした渚を止めて入る。
渚「え？」
『………どれが……欲しい？』
茅野「あ、あの奥の警官の服来たやつ！」
『……………分かった』
Aは青い薔薇の刺繍がある黒い財布から百円を取り出すと、機械に入れてアームを操作するボタンを押した。
Aの長い前髪の奥から光る紺桔梗色の瞳が茅野の欲しがったぬいぐるみを見つめる。
アームは小さな機械音をたて、奥、横へ進んだ。そして、アームが下へ下がり………
「「「え！？」」」
アームは茅野の欲しがったぬいぐるみの他に二つのぬいぐるみを抱えていた。
つまり、一回で三つ拾ったと言うことだ。そして、その三つは途中で落ちることなく、景品口でしっかり落ちた。
『ん……やる。』
「「「あ、ありがとう！」」」
『別に………』
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ぱるむ - 復活待ってます！すごく面白かったです！ (2020年6月12日 16時) (
レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続からでも良いので、新しく、書いて頂けませんか？ (2019年3月29日 2時) (レス) id: 67a2382333 (このIDを非表示/違反報告)
アクト - 更新頑張ってください！！待ってます (2018年12月31日 6時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
あゆめ - 更新頑張って下さい！ (2018年8月15日 11時) (レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
みなと。 - すっごく面白いです！リビングで読んで爆笑してたら家族（一部）に「なんだこいつ」っていう目で見られました（笑）続き楽しみです！待ってます！ (2018年1月20日 19時) (レス) id: c2db738c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古場朱田 | 作成日時：2016年8月12日 10時
