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Side.Yuto
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目が覚めたら朝になってて、
隣で龍我が眠っていた。
起こした方がいいよね、
龍我学校あるんだし…
「龍我、？
朝だよ、」
「んん…
ん、那須おはよう、…」
「おはよ、」
「…ふふ」
「どうしたの？」
「いや、なんか懐かしいなぁ、って。
小さい頃よくこうやって
いっしょに寝てたよね、」
「ああ、そういえばそうだね、」
「うん！
…起きたら那須いたし
嬉しかった…」
「え…」
「って、やば！
もうこんな時間じゃん！！
早く準備しないと！」
「え、あ、
もっと早く起こせば良かったね、」
「あ〜学校休んで
那須と１日中いっしょにいたいな〜」
「だめ、学校は行かないと」
「はーい笑」
微笑む龍我に
俺も自然と口角が上がった。
．
「じゃあ行ってくるね！」
「いってらっしゃい」
「自由にしてていいからね！」
「うん、ありがとう」
「あ！そうだ！！
放課後迎えに来てよ！」
「え、学校まで？」
「うん！
授業終わったらメールするから！
あ、これ合鍵ね！」
「う、うん…」
「那須が迎えに来てくれるんだったら、
俺、今日授業中1回も寝ないから！」
「なにそれ笑
いつも寝てるってこと？笑」
「ちょっとだけね！」
「(笑)
いいよ、迎えに行くね」
「うん！！
じゃあ頑張るね！
いってきます！」
「いってらっしゃい、」
なんか平和だなあ、
…浮所ともこういうことしたかったな、
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2020年2月4日 23時
