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Side.Ryuga
「はい…？」
「、龍我…」
「え…」
金指…？
隣には藤井さんがいた。
「えっと…」
金指も俺もお互い戸惑っていた。
「すみません、
突然来て」
口を開いたのは
藤井さんだった。
「あ、いえ…」
「俺が無理に一世を
連れて来ちゃったんです。
一度一世と龍我くんが
話をした方がいいんじゃないかと
思って…」
「え…」
「このままじゃ一世が
前に進めないし、
なにも変わらないと思ったから」
…藤井さんは
この前のこと怒ってないのかな…？
俺すごい失礼なこと言ったのに…
「少しでいいので
一世と話してもらえませんか…？」
「…はい、
とりあえず上がってください…」
.
Side.Yuto
龍我と誰かが家に入ってきて、
リビングに来た。
龍我のうしろにいた子と
目が合った。
「え…」
あの子って…
あの時、俺に
「龍我と付き合ってる」
って言ってきて…
何度も顔を叩いてきた…
怖くてすぐに顔をそらした。
「那須、
ちょっと部屋で話してくるね」
「え、あ、うん…」
龍我がその子と
リビングから出ていって、
部屋に行った。
．
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2020年2月4日 23時
